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機嫌?

今朝、壁にかけてある妻の遺影が傾いていた。

おっと、まただよ。

この現象は一度や二度じゃない。

地震があった訳でもないし、
エアコンの風が当たった程度で
傾くとは思えない。

うーん、一体これはどういう事なのか。

猫が触った?
でも手が届かないと思うけどなぁ。

遺影が傾いていたからと言って、
何かが起こるわけでもない。


単純に妻の機嫌次第って事かな?


何か言いたい事でもあるんだろうか。

それなら夢でも枕元でも出て来て
くれればいいのに。

そんな事を思いながら、
傾いた遺影を直す・・・

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生きている限り

久々に妻の夢を見た。

夢の中では、音信不通だった妻が
見つかり、妻が住んでる所へ
僕が訪問していた。

妻と何を話したか覚えていないけど、
とにかくまた一緒に住もうと言う事になり、
引っ越しの準備とかを
進めていた。

僕はもう嬉しくて、
また一緒に暮らせる、
ああ、本当によかった、
ずっとこのまま一緒に暮らそう、
そんな風に浮かれていた。

夢はそこで途切れ、目覚めた。
やっぱり夢か、
妻はこの世にはいない、
どこをどう探しても見つける事は出来ない。

またもやこの動かしようが無い現実を
思い知っただけだった。


そうだよ、この世にいないものは
どうしようもない、
この世に生きてさえいれば、
会える可能性はある。

そう、生きている限り、
可能性は必ずある。

僕はその可能性がゼロの
この世で生きている・・・



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唯一の希望

昨夜、妻の夢を見た。

設定はどうやらまだ結婚前のようで、
妻とはもう会えない状況になったらしい。

でも夢の中の僕はそれを受け入れている様子。

おいおい、それはないだろ!

夢の中の僕は、挙句に妻に、「お幸せに」とか
言ってた。


目覚めて
ショックだった。

こんな事ありえない。

この夢は何を意味しているのだろう。
妻が私の事は忘れてと言う意味だろうか。
奇しくも昨日は来年の七回忌法要を
お寺さんに依頼した日。

もう、あの世に逝っても妻に
会えない、相手にしてもらえないと言う事?

妻が亡くなってから、自死したい気持ちを
抱えながら、あの世で妻に会う事だけ、
ただそれだけを唯一の希望にして、
生きたくも無いこの世を
耐えて生きているのに、
本当にもう会えないのだとしたら、
目標も希望も全て消滅してしまう。

他の愛を見つけろと言う事?

この先どうなるかは分からないけど、
茶飲み友達くらいは作っても、
伴侶と言うと、なかなかそんな気にはなれない。

この年の瀬に来年に向けて
何だか暗雲が立ち込めている気がする・・・

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思い出す日は無い

今日は動物病院で、猫のご飯をもらって来た。

待合室にいる間、
置いてある雑誌を見ると
その中には女性向けのファッション誌が
あった。

表紙の女性は当然綺麗で、
輝いている。
この雑誌を読む女性達も
みな思い思いのオシャレを
楽しんで輝いているだろう。

妻もそうだった。

うちにもファッション誌がたくさんあって、
つい最近まで一冊も処分出来ず
置いてあった。

もう我が家の本棚に女性誌が
並ぶ事は無いと思うと、
胸が苦しくなる。泣きそうだ。


動物病院を後にして、
週末恒例のお墓参りへ。

お墓の前で、
「今、仕事が忙しくていろいろグダグダなんだ」
「きついけど、やるしかないよね」
「死ぬわけじゃないから、やれるよね」
「別に死んでもいいけど」
「ねえ、そっちも年末年始とかある?
 年末年始も含めて冬が好きだったよね」

「そっちはそっちで楽しくやってるのかな?
 それならそれでいいけど、僕が
 そっちに行ったら、ちゃんと相手してよ」

そんな事を話してたら、なぜか涙が流れてた。

お墓で話しかけてると高確率で涙が出る。

だから、お墓参りは人の少ない時間を選ぶ。


お墓参りは当然の事、動物病院で雑誌を
見ただけでも、妻の事で頭がいっぱいになる。

だから、僕は妻の事を思い出す事は無い。

思い出すって事は忘れてるから
思い出すのであって、いつも頭にあったら、
思い出すって表現はあり得ないよね・・・


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一緒

今日、仕事で危うく大きなミスをするところだった。

一度、完了近くまで来て終わろうかなと言う時、
自分でもどうして気づいたのか分からないけど、
そこで止めて確認すると、ミスが見つかり、
慌てて修正した。

あのまま完了していたら、
何気に大きな被害と言うか影響が
出ていただろう。

これは妻が気づかせてくれたのかな。

僕の横にいて、

「おーい、ここ違ってるよー。ヤバイよー」

と、こんな感じで気づかせてくれたんだろう。

「全く、私がいないとダメだね~」

きっとそんな感じで半ば呆れているのだろう。

ずっと僕にくっついてやるぞーと言ってたから、
間違いない。

うん、そう思う事にしよう。


とまあ、何か理由も分からないけど、
物事が解決した時や、危険やトラブルを寸前で
回避出来た時は妻の加護だと思うようにしている。

そう思うと何となく妻を感じられるような気がする。
いや、必ず感じたい。


常に僕を護ってくれているんだよね。
いつもありがとう。


たまには声を聞きたいな・・・

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プロフィール

るい37

Author:るい37
妻を自死で亡くした50代です。

親兄弟にも言えない心のもやもやを吐き出せば少しはラクになるかなと思い、ブログでも書いてみる事にしました。

いつまでもつか分かりませんがね・・・

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