パワー補充

昨日、多度大社にお参りに行って来た。

事の発端は、母親から、健康祈願の為に、
2時間ほど境内に留まって、パワーをもらって来るようにと
半ば強制的に行かされた。

なぜ多度大社なのか分からないけど、昨日が何かの巡りがいいからと言う事らしい。
他に特に予定も無いので、行くことにした。

多度大社なんて、20代の頃に妻と初詣に来た以来かもしれない。

昨日は、初詣でも無く、特にイベントも無いので、人影もまばら。
母親の指示通り、本殿にお参りした後、2時間ほどブラブラと歩き回る。

参道から本殿への道を歩いていると、妻と来た時の事が甦る。

あの時の妻は振袖姿。
ノロケと思われてもいいけど、ホントに艶やかで眩しかった。

僕のクルマはスポーツカータイプのクーペで、車高も低かったので、
振袖姿の妻は乗り降りに四苦八苦で、僕も手伝っていた。
妻は、「もう振袖は着て来ない」なんて言ってたっけ。

でも、妻はクルマを替えろとは言わなかった。
僕の好きな事を理解してくれてたのかな。

そんなところにも妻の優しさを感じる。

あーあ、やっぱり切なくなって来た。少し涙ぐんでたかも。

そんなこんなで約2時間が経過したので、帰路へ着く。

こんなんでパワー補充出来たのかな。
ただ切なくなっただけのような気もするけど、想い出の地で、妻も一緒にお参りして、
一緒に歩いてくれてたのだと信じたい。

懐かしさよりもまだまだ切なさの方が強いな・・・

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始まりと終わりと再びと

昨夜、夜のウォーキングに出たところ、
自宅目の前の公園のベンチで、若い男女が抱擁していた。

夜とは言え、電灯の真下だから、目立つ事この上ない。
この辺りは基本、人通りは少ないとは言え、大胆な二人だ。(そう思うのはオジサンの証拠?)

愛し合ってるんだねー、青春だねー(羨


最初に妻を抱きしめたのはもう、19年前になる。
最後に妻を抱きしめたのは、6年前になる。

その温もりは未だこの手に残っている。

いつも妻への想いをずっと送り続けているから、心のふれあいは
いつか出来るのではないかと期待は出来る。

しかし、手を繋いだり、抱きしめたりと言った、物理的なふれあいは、
100%不可能。

手と手、身体と身体のふれあいは、時に、言葉に出来ない思いを
伝える事が出来る。

初めて抱きしめて、最後に抱きしめて、また再び抱きしめる、
その日に少しずつ近づいていると思えば、
一日一日を乗り切っていく事が出来るような気がする。

その日までは、想いだけをずっと送り続けて、
再会した時には、言葉無しで強く長く抱きしめたい。

どちらにしろ、再会したその時は何も言葉にならないだろうね・・・

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幻影を求めて

今日、隣県まで高速道路を使って行って来た。

途中のSAで休憩した時、あるものに目が釘付けになった。

あるものとは、1人の女性。
後姿、髪形、服装まで妻に酷似していた。

こうなるともう、他の物に目に入らず、その女性だけを
目で追ってしまう。
あまりの恋しさに抱きしめたくなる衝動に駆られる。

少し前に回り込み、顔を見る事が出来た。
当然ながら妻とはまるで別人だった。

はぁ、またやってしまった。
妻が亡くなってからこれでもう何回目だろう。
これじゃストーカーだよ。
今回は服装まで似てたので、かなり動揺した。

妻とクルマで出かけた時は、妻が先に降りて歩いていく事が多く、
僕にはその後ろ姿が目に焼き付いている。
後姿の写真もあるしね。


もう、その後姿を見る事も触れる事も出来ないのは分かってる。
それでも未だに割り切れない。そんな簡単に割り切れればこんなに苦しまない。
いったいいつまで幻影を追い続けていくのだろう。

妻の後姿の写真を見ては、愛おしさと寂しさがこみあげる・・・

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気づいてくれる

帰宅して郵便物を見ると、カード会社からの明細があった。

明細を見てたら、
おめでとうございます。来月は貴方の誕生日です。

と、あった。

ああ、機械的とは言え、自分の誕生日に気づいてくれるものがあったのか。
この歳になると、めでたくも何ともないし、祝ってもらおうとかは思わない。
でも、誰かに一言だけでも言ってもらうと、自分の存在を多少なりとも
気にかけてくれてる人がいるんだなと、何だか温かい気持ちになれる。

先月は妻の誕生日。
その2か月後は僕の誕生日。

毎年、お互いにお祝いしてた。もちろん、妻の誕生日の方が豪勢。
それは当然として、僕は自分以外に誕生日に気づく人がいる事に
嬉しさを感じていた。

1人になってからは当然だけど、誰にも一言も言ってもらってない。
別に、言って欲しいわけじゃない。

妻の遺書に、「今年は誕生祝い出来なくてごめんね」とあった。
その時は、そんな事どうでもいいのに、と思ってた。

あれから、誕生日は何の変化もない、ただの日に変わった。
だからと言って何も影響は無いと思ってたけど、
その回数を積み重ねる事によって、何だか妙に切なくなってきた。

早く、2人で誕生祝いしたいな・・・

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いい時間

うちの会社は8月末が年次決算。

昨日の昼、夜と、今日午前中の休日出勤で棚卸し。

今は身体を休めたい時なのに、立場上休めない。
何とか今日午前中を乗り切ったから、今夜と明日は何もせずに休もう。

今日は夕方、猫の定期尿検査で動物病院へ行って来た。
待ってる間、病院に置いてある雑誌を見ると、
女性雑誌の「MORE」が置いてあった。

「MORE」や「With」は妻が買っていた雑誌のひとつ。
妻が読んで、テーブルの上とかに置いてあったものを
僕が読んで、
僕「こんなの服や鞄あるんだねー」
妻「何、買ってくれるの?」
僕「別にオレの許可なんか要らないくせに」
妻「まあねー(笑)」

僕「こういう服着てみたらどう?」
妻「こんなお色気ムンムンなの私に似合うわけないじゃん、これの方がいい」
僕「あ、うん、これもいいな」

と僕はその服を着た妻を想像したりして、
妻との時間を楽しんでいた。

ホントにただの日常だけど、
その光景も、いいようのない安堵感と幸せな気分も
鮮明に脳裏に焼き付いている。

いい時間だよなぁ。


今日は目を閉じて、妻とのやりとりを
思い浮かべて、泣けるかもしれないけど、
少しでもあの幸せを感じてゆっくり身体を休めたい。

そういえば動物病院の先生やスタッフの人は、
いつも妻一人もしくは僕と二人で来ていたのに、
今は僕一人で来てる事をどう思ってるんだろう?

診察券の名前も妻の名前になってるから、
何か思ってるとは思うけど、
その辺りは察してるんだろうか・・・

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プロフィール

るい37

Author:るい37
妻を自死で亡くした40代です。

親兄弟にも言えない心のもやもやを吐き出せば少しはラクになるかなと思い、ブログでも書いてみる事にしました。

いつまでもつか分かりませんがね・・・

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