重ね合わせ

ここ最近、「1リットルの涙」を見ている。

映画、TV、書籍で有名だから、内容は割愛。

リアルタイムで映画、TVはほとんど見てなかったけど、
妻が体調を崩してからは、
それ系のものは片っ端から見ていたから、
この作品もそのひとつ。

この作品の狙いは、
原作者(主人公)のひたむきさ、
前向きさを見て、
命の重み、生きる事とは何かを
見つめ直すとかだと思う。

しかし、僕達にとっては、
作品中の主人公と家族に
自分達を重ね合わせ、
自らの未来を予想してしまっていた。

主人公の疾患と妻が抱えたと思われる疾患とは
正確には違うけれど、症状や状況はほぼ同じ。

妻も一度は、自然にその時を待とうと
いう気持ちになったみたいだけど、
やはり、変わっていく自分を想像して、
あまりに厳しい現実に絶望し、
自死という結論に達した。


妻が亡くなった後、
妻のクルマに乗ると、
オーディオ設定が、TVドラマでの
挿入歌「粉雪」が
リピート再生になっていた。

その時のやりきれなさったらない。


それ以来、作品は見てなかったけど、
なぜかまた最近見始めた。

映画、TVドラマ双方を、
泣きながら見ている。

その涙は、作品中の主人公に
対してではなく、
主人公に妻を重ね合わせているから。

その悲しさ、悔しさに
とめどなく涙が溢れる。


可哀想とか同情とかの
陳腐な感情は一切なく、
ただただ、どうにもならない
現実に涙する・・・


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夏はキライ

このブログは非常に不適切な表現が
あると思われるので、
不快と思われた方は
ご退出下さい。


もう季節は夏。

でも夏はキライだ。
もともと暑いのが苦手
(11月生まれというのもある?)
だけど、この時期は妻がちょうど
体調を崩して、苦しんでた時期だから、
毎年夏は胸が締め付けられる。

7月初めから、体の不調を訴え始め、
病院もいくつか回ったけど、診断はされず。

ある病院で、
「もしかしたら大変な病気かも」
との事で、大きな病院に紹介状を書いてもらった。

そこで検査入院したけど、数値的には
異常なし。

経過観察と言われたけど、
症状は確実に出ており、その数も増えていた。

「大きな病気かも」を調べていくと、
国の特定疾患に指定されていて、原因、
治療法とも不明。

患者数は10万人に数人の割合。

筋肉や神経の病気で、体が徐々に
動かなくなり、最終的には目しか
動かせなくなる。

しかし、脳は正常な為、動かなくなって
いく体をはっきりと認識出来る、
残酷なもの。

しかし、診断されるまでには相当な
年月を必要とし、
ようやく診断される頃には
既に寝たきりとなっている場合も。

妻の症状はその初期症状に酷似していた。

もうこれしかないじゃないか、
そう思い二人で泣いた。


「診断される頃にはもう死ぬ事も出来ない」

そういって妻は自死サイトを徘徊していたが、
なかなかこれという方法を
決めかね、そうこうするうちに夏も終わりに
来ていた。

あの夏の日々は本当に生き地獄だった。


※この疾患と闘っている
(治療出来ないから闘うというより
 付き合っているという表現が正しいかも)
本人やそのご家族には本当に申し訳ないけど、
僕達にはそれを受け入れる事は到底ムリだった。



またこの季節が来たのか・・・



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プロフィール

るい37

Author:るい37
妻を自死で亡くした40代です。

親兄弟にも言えない心のもやもやを吐き出せば少しはラクになるかなと思い、ブログでも書いてみる事にしました。

いつまでもつか分かりませんがね・・・

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