産業医

2ヶ月ほど前に行ったストレスチェックの結果、
高ストレスと判断され、産業医との面談が組まれた。

ストレスチェックはあてはまるものばかりだったから、予想していた通りの結果。
心身ともにボロボロだから、何ともならない。
仕事を続けていられるのが不思議なくらい。

面談でいったい何を話せばいいのだろう。
何を聞かれるのだろう。
仕事の事だけを話すのか、プライベートな事まで話すのか、
ストレスの原因となっているのは根本的にはプライベートだから、やっぱりそれを話さなければならないのだろうか。

話したところでどうにもならないんだけどなぁ。
希死念慮がずっと無くならなくて、この世から消えたい、そればかり思っています、
とか言ってもいいんだろうか。

面談は来週。
さて、どうなりますやら・・・


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その先にあるもの

あのお店に行きたい。
あのメニューが食べたい。
あのタワーに上ってみたい。
あのアトラクションを経験してみたい。
あの道をドライブしてみたい。
あの絵、景色、建物を見てみたい。
あの人の歌を聴いてみたい。
あの服、靴、を買いたい。

他にもいろいろ、休日に楽しむ事が世の中にはたくさんある。
それを楽しみにして日々働いている人も多いだろう。

そこに行くと僕は、何かをしたいと思っても、いざそれを経験、達成、購入、飲食したところで、
その先にいったい何があるのか、何も無いじゃないかと言う後ろ向きな思考に支配され、
結局何もしないと言うループに陥る。

以前はそんな事は考えずに、ただその時間瞬間を楽しんでいた。

それでも趣味のものだけは、何とか興味を持ち続ける事が出来ている。
しかし、以前は気になったらすぐに手に入れていたものが、妙に考え込んでしまい、
手に入れずじまいとなる事が多くなった気がする。

楽しいと思えたから、行動を起こしたものの、結果的にそれほど楽しくなかった時の虚しさが、
実は地味につらい。
自死遺族となってからは傷つく事に過敏になり、傷つかないように回避ばかりを優先している。

全くメンドクサイ人間になったものだとつくづく思う。

心から笑えないのと同様に、何も考えず楽しむ事も出来ないようになった。
先述の虚しさを感じた時は、消えたい衝動がまた強くなる瞬間でもある。

疲れたなぁ。あとどれくらいもつのか・・・


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それはちょっと違う

先日、職場で他部署の女子と話していた時の事。

結婚についての話になって、僕が独身で妻に先立たれたと言ったら、その女子は知らなかったみたいで、
わりと驚いていた。(もちろん、自死は話していない)

基本、妻の死については自部署の人間しか知らないし、(しかも自死はさらに一握りの人間しか知らない)
自部署の人間も他言無用を貫いてくれているようだ。

そんな中、今回、妻の死をごく普通に話せている自分に驚いた。

後日、その女子と自部署の女子の会話で、今回の事が話題になり、
自部署女子 「へー、〇〇さん、奥さんの事話せるようになったんだね、
         当時は奥さんの事は決して触れてはいけないと思わせるほど、悲しんでたのに、
         立ち直る事が出来たんだね、良かったー。」

うーむ、確かに話せるようになったとは言え、「立ち直る」と言う言葉が引っかかる。

立ち直る、の意味は、酷い状態になったものが、もとの良い状態に戻る、となっている。
今の状態は、悲しみや切なさや何も変わらず、希死念慮も相変わらず消えていない。
無気力な自分もまだまだ色濃く残っている。

見た目に普通に生活してるように見えるから、立ち直った、何て思われるのかな。
生きていく為に、この現状にムリヤリ自分を慣れさせただけの事。

妻がいない限り、もとの良い状態に戻る、なんて事は絶対に無い。

あと、乗り越えると言うのも違和感がかなりある。
乗り越えるは、何だか妻の死を踏み台にしてるような気がして、到底出来るわけがない。

立ち直る、乗り越える、これは一生あり得ないから、自死遺族には使って欲しくない言葉。
まあ、こんな事を思うのは僕だけかもしれないけどね。

自部署の女子に、立ち直るについて、それはちょっと違うよと言いたいところだけど、
言うだけムダで疲れるから、スルーしておいた。

立ち直れるものなら、立ち直りたいよ・・・


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どっちがいいなんて

TVで介護殺人の特集を見た。
家族をその手にかけて服役中の受刑者への取材。
話を聞くと、その状況ではそれしか方法がなかった、苦しみから逃れたかった、殺して欲しいと懇願する家族を解放してあげたかった、そんな事を話していた。

しかし、その後、本当にそれでよかったのか、愛する家族の命を終わらせてしまったと言う自責と後悔にずっと悩まされる事になった。

僕は妻の自死を全力で止めようとしなかった、むしろ黙認していた。妻がそう望むのなら、とまともな思考が出来ていなかった。

その結果、自責と後悔にはずっと苦しんでいる。
それでも、介護する方もされる方も壊れて行くのか、壊れる前に決断するのか、どちらかしかなかった。


状況は違えど、人ごととは思えない。

どっちが正解なんて誰にも分からない。

どっちを選んでも苦しい道が待っている。

どちらを選ぶかは最初から決まっていた。
やはりそう思うしかない・・・


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被害妄想なのか

独りの生活は基本的に寂しく暗い。
休日は誰とも会わず、誰とも会話しない時もある。
まさしく空虚な日々ばかりを送る毎日で、抜け殻と言う言葉が相応しい。

そんな生活も、外から見れば自由で好きな事が出来て羨ましいと映る場合もあるらしい。
隣の芝は青いとは良く言ったものだ。

好きな事にムリヤリにでも集中して、何とか命を繋いでいるこの苦しさは
外の人間にはどうやっても分からない。

一応、自分の好きな事を人並みにSNSにアップしたりしてるけど、
時に異様に虚しくなる時がある。
SNSでの友達は、家族との出来事をアップしている事が多く、
僕の投稿とは全く交わる事は無い。

僕の趣味関連の投稿に、友達は「イイネ」とかつけてくれているけど、
内心は、「コイツはこんな事しかする事ないのか」とか思っているんじゃないだろうか。
そう思うと、ますます何もする気が起きなくなって来る。

これってただの被害妄想なのかな?

自死遺族になってからと言うもの、余計なところにまで気が回って、
考え過ぎてしまう悪いクセがついたのかも。

うん、やっぱり被害妄想だ。そう思う事にしよう。

好きな事出来て羨ましいと言われても、そんな事くらいしかする事ないのかと思われても、
このスタイルが今の僕の生きる術。

とことん好きな事をやり抜いてやろうと思う。
どこまで続くか分からないけどね・・・


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プロフィール

Author:るい37
妻を自死で亡くした40代です。

親兄弟にも言えない心のもやもやを吐き出せば少しはラクになるかなと思い、ブログでも書いてみる事にしました。

いつまでもつか分かりませんがね・・・

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