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お邪魔します・・・???

今日は家の引き渡し日。

ついにこの日が来てしまった。
自ら決めた事だけど、
「来てしまった」という感想。

買い主さん、お互いの不動産屋さん、
お互いの銀行担当者さん、
司法書士さんが一同に集まり、
手続きを進める。

手続きは淡々と進み、
最終段階へ。

さてこれで完了かなと言う時に、
ふと、クルマのキーとかを
束ねているリングを見ていたら、
家の鍵がまだひとつ残ってた。

鍵は全て買い主さんに渡した後だっただけに、
慌てて買い主さんに渡す。

焦った。
決して故意に持っていたわけではないけど、
心の奥底では区切りがついて
いないのかもしれない。

それにしても、これだけの人達の
都合を合わせたらこの日(命日)に
なったと言うのは、やはり見えない力、
導きがあったとしか思えない。


引き渡しの場で、買い主さんから、
妻宛のDMが届いていると事なので、
手続き完了後、家に向かう。

既に買い主さんが先に到着されていて、
家の中にいる様子。

いつものように鍵を
取りだそうとしたけど、
当然、鍵は無い。

初めてインターホンを鳴らした。
ヘンな感覚だ。

買い主さんが他にも聞きたい事が
あるとの事なので、家の中に入る。

「お邪魔します」

お邪魔します???
ますますヘンな感覚だ。

ああ、もう僕の物では無いんだ。
何とも切ない想いが心を埋め尽くす。

ハウスクリーニング後なので、
家の中はまるで新築のよう。
ここに初めて来た時の事が
思い出される。

希望に満ちた時間。

うるっと来たけど、必死にこらえる。

僕「めちゃめちゃ綺麗になってますね」

買い主さん 夫
「いやいや、今まで綺麗に
 使ってきてくれたおかげですよ」

買い主さん 妻
「本当にありがとうございます。
 大事に使わせていただきます」


嬉しいのか切ないのか良く分からなくなってきた。

○○ちゃん(妻)、この人達なら
安心して任せられるよね?

この家は幸せな人達が住むべき家だよね?


泣きだしそうなのをこらえながら、
買い主さんにお礼を言って、
家を後にした。

家の外観を見まわし、
本当に最後なんだな、
今までありがとう、
これからも大事に使ってもらいな。

そう、家に語りかけながら、
家路についた。

実家に着いてからも、
しばらく放心状態。

まさに心の一部が抜けて、
抜け殻のよう。

これからどうなるんだろ。


しばらくはまた前の家の
周辺をうろついてしまうのかな?

それはよろしくないよね・・・

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No title

はじめまして。
苦しくてさみしいお気持ちお察しいたします。
物質にとらわれ、こだわるのは
現世を生きるわたしたちだけのようです。
わたしたちの想い人はきっとモノには執着ありません。
執着があれば死んではいないと思いますから。
想い人にダイレクトに届くのはずばり「気持ち」かと思います。
残されたわたしたちが苦しみ嗚咽しころがり回りまわりながらも
立ち上がり前をむいて一歩でもふみだすことが
想い人の喜びでもあると思い自分をだましだまし…
日々息をして、食べて、眠って、をなんとかやっています。

まーちゃんさんへ

はじめまして。

コメントありがとうございます。

大切な人が見えないだけに、
どうしても目に見える物に
こだわざるを得ません。

物を処分したりしても、
亡くなった人は特に出て来たり
しないので、やはり物には
執着が無いという事でしょうか。

気持ちや想いは常に
持ち続けていますが、
大切な人に届いているか
どうか不安です。

あまり落ち込んでいても、
心配かけるかなと思う反面、
自分が笑顔で幸せな時間を
過ごす資格があるのかとの
葛藤の日々です。

そうしてただ、ギリギリのところで
生き永らえている感じです。

やはり導き

るい37さん、とうとうこの日を迎えられたのですね。
文章を読んで、買い主さんご夫婦の人柄の良さが伝わってきました。
「大事に使わさせていただきます。」
この言葉は嬉しいですね。

奥様の拘りが詰まったお家に、笑顔が溢れますように。
このご夫婦が幸せに暮らせますように。

>それにしても、これだけの人達の
都合を合わせたらこの日(命日)に
なったと言うのは、やはり見えない力、
導きがあったとしか思えない。

私もそう思います。
きっと、奥様がこの日を選ばれたんですよ…。

ハウスクリーニングで新築のようになるなんて、
るい37さんご夫婦は、
本当にお家を大切にしておられたんですね。
(うちは猫の引っ掻き傷だらけです。)

思い出が詰まったお家でしたから、
暫くは抜け殻のようになるかも知れませんね。
私なら、周辺をうろついてしまうかも…
遠目からなら良いのではないでしょうか…
近くのお店に来たついでに、とかなら。

今、ブライアン・L・ワイスの«前世療法»って
いう本を読んでいます。
【魂にはグループがあって、そのグループは
何回もくり返し一緒に、同じ時代、同じ場所に転生して、
カルマ(自分及び他人に対する借り、または学ぶべきレッスン)
をはたしてゆくのだという。】
と書いてあります。

これが事実なら、るい37さんご夫婦と、
買い主さんご夫婦は、前世からご縁があったのでしょう。
やはり今回の件は、
るい37さんの奥様の導きのような気がします。

私も来世でまた主人に会いたいな。
そしてまた結婚したい。
今度は、主人が女性で私が男性がいいな。
そして、全力で主人を守りたい。

自死遺族になってから、周囲から見たら
「おかしいんじゃない?」
と思われそうなことばかり考えてしまいますね。

でも、こんなことを考えないと生きてゆけません。







のあさんへ

どうか悲しい出来ごとがあった家も
以前の幸せな風景に戻れるように
願ってやみません。

不動産屋さんも引き渡し日が
命日と言う事については、
何か感じるものがあると言ってました。

うちの猫は、爪とぎ板か、
猫タワーの柱でしか爪を研がなかったので、
家にキズは出来ませんでした。

しばらくは何かと用事を作っては遠くから
家を眺めているかもしれません。(汗)
そんな簡単に割り切れませんよね。

魂のグループと言うものがあるんですね。
興味深いです。
ここまで妻と感性と波長が合う
女性が他にいたのかと思うほど、
買い主さんの奥様には
家を気に入ってもらえました。

家選びの主役は女性だとつくづく思いました。

来世では、のあさん夫婦と
私達夫婦が出会う可能性も
高いですね。
自死遺族で共感出来たのなら、
容易に出会えそうです。

自死遺族になっても、
それまでと変わらない、
周囲と同じ考え、行動が
出来る人なんているのでしょうか。

それこそ「おかしい」と思います。

自分が社会的に普通に
生きていくのに、最大限の
努力と自分への労わりを
している結果ですから。



プロフィール

るい37

Author:るい37
妻を自死で亡くした40代です。

親兄弟にも言えない心のもやもやを吐き出せば少しはラクになるかなと思い、ブログでも書いてみる事にしました。

いつまでもつか分かりませんがね・・・

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