苦難を乗り越えたその先

連日、荷造りに勤しんでいる。

納戸の中に「思い出」と妻の字で書かれたダンボールがあった。

中には、遊びに行った先で2人で撮った写真、
お互いを撮り合った写真、
誕生日や記念日で、僕が妻に送った手紙等が
入っていた。

それらは結婚前のもあれば、結婚後のものもある。

今、読み返すと歯が浮くような内容で、
とても人には見せられない。

でも、妻にとっては大切なものだったんだろう。


自分で言うのも何だけど、
僕達はとても仲が良い、倦怠期など感じさせない夫婦だった。

しかし、そこに至るには数多くの喧嘩もした。

その多くは、価値観や生活習慣の違い。

20年以上異なる環境で生活して来た2人の間で、
意見が食い違うのは当然。

一度、これ以上歩み寄りが出来ないなら、
離婚の危機、という事態があった。


そんな状況で、お互いの考えをまとめた
手紙を交し合い、その後、じっくりと話し合いを重ね、
最悪の事態だけは回避した。

そんなこんなで苦難を乗り越えて来たのに、
その先に待っていたのが今のこの状況。

一緒に老後を迎えるのが当然と思っていたのに、
苦難を乗り越えて来た2人の絆は、
何事に対しても揺らがないと思っていたのに、


そんな想いを抱えながら、切ない作業が続く・・・


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No title

こんばんは。

私も遺品を整理していたら独身時代に私が主人宛に書いた、
手紙が出てきました。

読み返してみると、なんと恥ずかしい文章を堂々と書いていた20年前以上の私がいました。これを主人は取っておいてくれていたんですね。やさしい主人でした。

今は主人の新盆がおわり、抜け殻状態の私。

私と結婚しないでいれば、もっと長生きできたかなとか。
私と出会わなければとか。色々考えてしまいました。



そして今日、クレジットカードの明細書が送付されてきました。

主人が亡くなる3日前、二人で選んだネクタイの請求書・・・。
そうかあの時、ボーナス払いにしてたんだっけ・・・。
主人に相談してOKしてくれてたのに。
一度も着けずに逝ってしまった主人。

また、眠れない夜になりそうです。


ふーこさんへ

こんばんは。

当時は相手の事をただただ思って、
その想いの丈をぶつけていたんでしょうね。

その一生懸命さが相手に伝わって、
ずっと大切に保管してくれていたんだと思います。

送った当人が今読むと、顔から火が出そうになりますが。(笑)

遺品の中でも切なさの度合いが異なりますが、
2人で選んだものは、とりわけ当時の情景や思いが
よみがえって来るので特別ですね。

眠らないと体力が落ちますよ。
布団に入ってただ目をつむっているだけでも
疲労は回復します。

ご主人が心配しますので、
心と身体を労わりましょう。



プロフィール

るい37

Author:るい37
妻を自死で亡くした40代です。

親兄弟にも言えない心のもやもやを吐き出せば少しはラクになるかなと思い、ブログでも書いてみる事にしました。

いつまでもつか分かりませんがね・・・

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