悲しいけど、めでたい

先日、高速道路でわき見運転のトラックが、渋滞最後尾の軽自動車に追突。
クルマ数台を巻き込む事故があった。

その事故で軽自動車に乗っていた、90歳と88歳の老夫婦が亡くなった。
これを聞いて可哀想と言う感情が湧いて来ない。
それより、そんなにも長く連れ添って、しかも最期は一緒に逝けたなんて、
羨ましい限りとしか思えない。

あると思ってた2人の未来を突然抹消され、未だに希死念慮が消えない僕にとっては
今回の報道は不運な事故では無く、むしろ幸運なのではないかと思ってしまう。

一般にはとんでも無く不謹慎だと罵られそうだけど、
実際、そういう感情しか無い。

こういうニュースを誰かと見てる時は、迂闊にコメントなど出来ない。
つい、前述の思いを口にしてしまいそうになるのが怖い。
もし、口にしたとしたら何て冷たい、恐ろしい人なんだろうと思われるんだろう。

好きでこんな感情を持った訳じゃない。
妻を失ったあの日から、冷たい、恐ろしい日々を送って来た結果なのかもしれない。
この感情は一生消えないんだろう。

悲しいけど、めでたい。
捻じ曲がって閉ざされた心にはそんな思いしか感じなかった今回の事故。

妻の自死に対して、これで良かったのかもしれないとムリヤリ自分に
言い聞かせて来た弊害かな・・・


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わかります

るい37さんへ
わかります。
私もそう思います。
悲しいけど、めでたい。90歳と88歳、そこまで生きられること、そして二人で車で出かけていたことなど。
幸せとしか思えないですよね。

息子が23歳で逝ったとき、私もその後の息子の成長を見られないという、自分の人生をもぎ取られたような、それまでの人生がなんだったのかと、感じました。

希死念慮…かどうかはわかりませんが、周囲が楽しそうにしている様子やにぎやかな場所、おめでたい話などは一切だめです。
心から喜べません。
そういう自分を仕方ないと思っています。

るい37さんのおかげで、ここにコメントさせてもらえて、こういう自死遺族の感情を分かち合えることがささやかな救いです。
ねじれているわけではなく、大切な人を自死で失い残された人が等しく感じるもののように思います。

そろそろ、梅雨入りでしょうか。
今日は大阪は蒸し暑い雨となりました。
アジサイを眺めながら、梅雨をのりきろうと、
日々大きくなるアジサイのつぼみを見て思いました。

いつもありがとうございます。

sueさんへ

自死遺族だからこういう感情を持つのは仕方が無い事ですよね。
でも、決して口には出来ないので、こういう場で吐き出しています。
そしてその思いを共有出来る人がいる事に感謝したいと思います。

賑やかな場所、めでたい席、何かがスタートするイベント等、
どこか冷めた俯瞰的な心境になるのはこれもまた仕方が無い事なのでしょう。

今日は一日雨となりそうです。
アジサイに癒しをもらえれば梅雨も乗り切れそうですね。

ありがとうございます。

同感です

るい37さん

不謹慎ですが、私も同じように思います。
そこまで生きて、一緒にあの世に行けた。
羨ましい限りです。

チワワさんへ

不謹慎だと言われてもそういう感情しかないので、自分でもどうしようも無いですね。
この感情を理解出来ない人は幸せな人なのだなと思います。

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のあさんへ

トラックには基本、近寄らない方がいいですね。
後ろについた時なんかは多めに車間距離を取らないと、信号が変わったのも分からなくなりますからね。
トラックの後ろから信号無視した乗用車が交差点を駆け抜けるのを良く見ます。(怖)

私もクルマ好きはクルマで死んではいけないと常々思ってますので、
気をつけてるつもりです。

高速でも渋滞の最後尾にもならないように気を遣ってます。
最後尾になった時に後方からトラックが来ると生きた心地がしませんね。(汗)

今日も暑かったですねー、今年の夏を越せるか不安ですが、どうにか生きてます。(笑)
のあさんもムリせずに過ごして下さいね。

るい37さんへ

こんばんは。
今日もお疲れさまです。

実は先般、追突事故に遭いました。
一時停止中にドカーンと突っ込まれまして…。
しかも、その時乗ってた車は、Sな車でもなく、V12のアレでもなく、家内が置いていった車です。
相手は商業バンだったので、不幸な?事に怪我だけで済んじゃいました。
大型トラックとかで一気に突っ込んでくれた方がよかったのになとも思います。
家内が先に旅立ってから毎日が不安定なのでいっその事とも思いますが、なかなかうまくいきませんね。
今回のブログの、「悲しいけど、めでたい」は同感です。
夫婦が一緒に旅立つのは本当に難しいと思います。
僕も一緒に旅立ちたかった。
一人で行かせたくはなかった。
どうして一緒にと言ってくれなかったんだろう。
答えが見つからないまま今日も僕は生きています。
綺麗事ではない現実を目の当たりにしたあの日の事は忘れる事はできません。
僕はいつまで生かされるのか、この想いをどうすればいいのか、フォトスタンドの中の家内は無言で笑顔のまま僕を見つめるだけで答えてくれません。
寂しいですね。

みっちとましゃさんへ

こんばんは。
お疲れ様です。

おかまですか、怪我が軽ければいいのですが。
重傷が一番運が悪いと言うか厄介ですからね。
怪我が無いか、逝ってしまうかのどちらかが幸せかもです。
かなーり不謹慎ですね。(汗)

夫婦一緒に逝くのは奇跡に近いですよね。
遺ったどちらかが苦しまなければならないのが世の常ですが、
自死の場合はその苦しみが一生続く気がします。

忘れる事など無い、答えなど無い、ですが、どこかで自分なりに抜け道のようなものを
見つけていくしか無いのかなと思います。
それがいつになるのか、そもそも出来るかどうか、それは誰にも分かりません。

心の根本にある寂しさは変わりませんが、そこから他に目を向ける時間を少しずつ少しずつ
増やしていける可能性はあるような気がします。

プロフィール

るい37

Author:るい37
妻を自死で亡くした40代です。

親兄弟にも言えない心のもやもやを吐き出せば少しはラクになるかなと思い、ブログでも書いてみる事にしました。

いつまでもつか分かりませんがね・・・

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