埋まらない溝

夕方のニュースで、栃木県で起きた雪崩事故を報道していた。
あれから一ケ月経ったと言う事で、遺族や関係者が慰霊を行う様子を取材。

アナウンサーが、
「事故から一ケ月経とうとしていますが、未だ遺族の悲しみは消えません」

一ケ月で悲しみが消えたら苦労は無い。
悲しみ自体は一生消える事も癒える事も無い。
一ケ月だったら、むしろこれから悲しみが大きくなっていくのだと思う。

こういった突発的に近しい人を亡くした気持ちはやはり当事者でないと分かるはずも無い。
当事者とそうでない人の溝は埋まる事が無いので、当事者の気持ちに寄り添う事も難しい。

「分かってないなぁ、そうじゃないんだよ」
以前は、前述のアナウンサーの言葉にいちいち反応してたけど、
毎回それではこちらの身がもたない。

いつからか、こればっかりは仕方が無い事で、理解出来ない方を責める事は出来ないのだと
思うようになった。

自分の心情を理解してもらおうとする事に疲れ果て、
理解されなくて当たり前だと思えば、気持ちが楽になって行った気がする。

分かる人には分かる、それでいいんだ。

そう思う事がこの世で生きる術のひとつなのかもしれないな・・・


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私も同じように感じています

るい37さん
伴侶や子供と死別した人・家族を自死でなくした人、どちらとも経験していない人との間には、埋めがたい溝があります。
結局人間は、自分が経験してみて初めてその事を理解するのだと思います。
単なる死別と自死による死別でも違いますよね。
私は未だに主人の死を告げていない友達が沢山います。変に同情されるのも嫌だし、心ないことを言われるのも嫌だからです。

チワワさんへ

この溝ばっかりはいかんともし難いですよね。

病死や事故と自死でもこれまた違いを感じます。
理解されないと分かってて、あえてその事実を口に出すのはやはり気が引けます。
自分が傷つきたくないから億劫になります。

言える日が来るまで焦らずに過ごせばいいと思います。

プロフィール

るい37

Author:るい37
妻を自死で亡くした40代です。

親兄弟にも言えない心のもやもやを吐き出せば少しはラクになるかなと思い、ブログでも書いてみる事にしました。

いつまでもつか分かりませんがね・・・

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