変えられるものなら

TVのニュースで、独り暮らしの老人に近づき、身の回りの世話をしながら、
老人のキャッシュカードで預金を勝手に引き出したり、亡くなった老人の遺体を廃屋に遺棄した
男女が逮捕された事件を見てたら、

母親「どうやったらてああいう事する人間になるんだろうね、育った環境なのかね」

僕「彼らが生まれた時からもう決まってたんだよ」

母親「そんな事言ったら身も蓋も無いんじゃない?自分で運命は変えられると思わないと
    駄目だよ」

僕「自分で運命を変えられたんだと思っても、実はそれも最初から決まってたんだよ」

母親「・・・・」

そう、運命を変えられるものなら、とっくに変えている。

妻の運命を変えられなかった自分をさんざん責めて来て、どん底まで落ち込んで、
希死念慮と戦い続けて、そうして導きだしたのが、「何でも最初から決まってて、
誰もどうしようもなかった。」
これが結論。

もし、運命を変えられるのなら、
変えられなかった時に、ああしていたら、こうしていれば、
この言葉がエンドレスで頭の中を回り続ける。

そんな日々が続けば、心身ともに到底もたない。
だから自己防衛機能が働いて、最初から決まっていた、そう思うようになったのだろう。

無気力だの、向上心が無いだの、覇気が感じられないと言われようとも変わらない。

そうでもしないとやっていけない・・・・


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月さんへ

こんにちは。

どんな大人になるのかは、育った環境に影響されるとは良くいいますが、
自分がこんな大人になったのを親のせいにしたくないのもあり、
そんな事からも最初から決まっていたのだと思うようになりました。

月さんが罪の意識を感じる事は無いと思いますよ。
十分に親の務めを果たされたと思います。

朝晩の気温差が激しいですね。
療養中の身であれば尚更、どうかお大事にして下さい。

運命

るい37さん、
人の運命って生まれた時から決まっているんですかね。主人の亡くなり方や自分の辿ってきた道を考えて、あの時こうしていたら…とか未だに思います。主人が亡くなって丸3年、辛さは和らぐどころか益々辛くなっている気がします。気持ちを無理矢理ごまかして生きている気がします。

チワワさんへ

極めて後ろ向きな考えだとは思いますが、最初から決まっていたとでも思わないと、
自責の念に押し潰されてしまいそうです。
あの時、こうしなかったのも全て最初から決まっていたのだと思わないと、
とても生きていけません。
ごまかしかもしれませんが、辛さへの対抗措置のひとつだと思っています。

運命論者と言われたことがあります

るい37さんへ

もう30年前のことですが、「君は運命論者か?」と言われたことがあります。
何がきっかけか忘れてしまいましたが、印象に残っています。

息子をつぶした相手への怒りも含め、救うことができなかったのは、自分が置かれた状況では無理だった=運命だったと思えます。
人生の節目で自分が自律的に何を選択できるのか、その時その選択をしたのは、その選択をするしかなかった状況があるのだと、振り返れば思います。
そういう意味では、それはその人の運命なんだということは、とてもよくわかります。

そう考えると、この運命は、私たちの失った大切な人々も私たちも懸命に生きてきた結果でもあり証でもあるように感じます。
息子は死を選ばざるを得なかった、すでに死の数年前から、そういう状況が作られていっていたと振り返る都度に思います。

それを私一人で変えられたか、息子一人の力で変えることができたかと思うと、ほとんど不可能でした。
私たちも、私たちの大切な人々も、その時精一杯の選択をしたんだと思います。
悲しみや言葉にならない複雑な思いが消えることはありませんが、人が完璧に生きることなどできないのと同じように、できるだけのことはしてきたと自分に言い聞かせています。
そうやって、つい崩れそうになる心のバランスを取りながら、毎日を生きています。

やっぱり、運命論者なのかもしれません。
もし、どなたかのお気に障る表現がありましたらご容赦ください。
残されたものが生きていく困難さを思わずにはいられません。

合掌

sueさんへ

運命論者、確かにこの考え方はそう言われても仕方が無いですね。

かと言って、運命が正しい、従わなければいけないと思っているわけでは無く、
抗う術が無いから逆らえないだけ、と言った方が正確かもしれません。

後から思えば、もっと他の選択肢もあったのではと思いがちですが、
sueさんの仰る通り、その時は誰もが最善を尽くしているはずです。
そうは言うものの、複雑な思いが消えないのも悲しく切ない事実です。

自らの心のバランスが取れるのなら、それがどんな考え方であれ、正しい考え方なのだと思いますよ。



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のあさんへ

配偶者に恵まれないと言うのは、決して悪い人に当たると言うわけでは無いと言う事ですね。
そうなると、配偶者運に恵まれる人と言うのはほんの一握りなのでしょうか。

それにしても疑問が高じて、自ら占いを修得してしまうとは驚きです。
でもその占いは当たって欲しくなかったですね。
まさかの結末だったと思います。自死遺族はみなそう感じているでしょう。
相性が良い夫婦ほど、こんな結末を迎えているような気がして、腹立たしいやら、悔しいやら、
ホントに納得がいきません。

生まれた時から、最初から決まっていた、そう思わずにはいられないこの世の中、
この現実、そんな考えになる事も決まっていたのでしょう。

プロフィール

るい37

Author:るい37
妻を自死で亡くした40代です。

親兄弟にも言えない心のもやもやを吐き出せば少しはラクになるかなと思い、ブログでも書いてみる事にしました。

いつまでもつか分かりませんがね・・・

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