逃げ道

先日の軽井沢貸し切りバス事故。

未来(あると思われる)若い命が散った痛ましい事故。
近しい人を突然奪われたと言う点から言えば、自死と共通点がある。

そのつらさは身に染みて分かる。
遺族の悲しみ、苦しみはいかほどだろうか。

とてもやりきれないだろう。
そして、襲い来る後悔と自責。
あのバスに乗らなかったら、スキーに行かせなかったら、シートベルトをしていたら、
このヘンも自死と共通かもしれない。

しかし、どんなタラレバも、どれもこれも、最初から決まっていた事。
その人が生まれた時から、いや、母親の胎内で受精した時から決まっていた事。

その日、その時間、そのバス、その座席、その運転手、その全てが最初から決まっていて避けようが無い事。

運命は変えられるなんて言うけれど、例え変えられたと思ったとしても、
それも最初から決まっていた事。

この投げ槍とも思える考え方、妻の自死以降、死ぬほど後悔と自責と戦って来て、
自分の心の逃げ道を作る為にこの考え方に到達したのかもしれない。

僕が何をしようと何を頑張ろうと、妻の自死は防ぐ事が出来なかったとムリにでも思いこもうとしていた。
そう思わなければ生きて来られなかった。

バス事故の遺族がTV取材に対して、
「まだ何も信じられない、何も感じられない」そう言っていた。

そう、これからなんだよ。この先何年も悲しみ苦しみは大きくなっていくばかり。

一日も早く遺族の心に穏やかな時間が訪れますように・・・


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そうですね

るい37さん、
スキーバスでお亡くなりになった方のご冥福をお祈り申し上げます。
私も主人のことを考える度に、運命だったのか?と思います。
こんな辛い思いをするなら、出会わなければ良かったとさえ思いますが、出会ったのも運命なのでしょうね。
主人のことを思い出さない日はありません。

チワワさんへ

私と出会わなかったら、それも相当思いましたね。

責任転嫁するようですが、何もかも運命で決まっていたと思わないと自分が押し潰されそうになります。
伴侶の事を片時も忘れないからこそ、後悔と自責も常に付き纏います。

意図しない命の奪われ方をした人の魂がとにかく安らかである事を願ってやみません。

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のあさんへ

亡くなられた方の中には、眠ってる状態で事故が発生して、意識が無いまま亡くなった人もいると思います。
関係ないですが、私はバスが苦手で、酔ってしまいます。(汗)

隣にいた友人が亡くなった人は、もう一生ものの負の思いを背負ってしまったと思います。
年月を重ねるごとにその感情は大きくなるばかりでしょう。

誰がどんな方法を使っても、完治など出来ません。
普段はその感情をかき消して、異常な現実を通常の現実として認めて生きるしかありません。

何だか自死遺族の感情に通ずる部分がある気がします。

運命に翻弄され、流されて生きるしか無いのかもしれません。

亡くなった人、遺されたご遺族に少しでも早く、長く安らぎが訪れん事を。

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月さんへ

おはようございます。

月さんのように同じ年頃の子供がいると、その心情は良く理解出来るのでしょうね。
この世で最も残酷なのは逆縁と良く言ったものです。

バス事故と言い、廃棄食品の横流しと言い、資本主義のデメリットが出てしまっています。
自分達も消費者の一人だろうに、どうしてその立場に立った仕事が出来ないのか、
過激な価格競争に歯止めをかける政策が必要だと思われます。

とにかく安いものに飛びつくその消費者の姿勢にも問題がありますが、
誰も安さには弱いので、難しいところです。

運命は変えられない。
自死遺族となって、後悔と自責との付き合いに疲れ果て、この結論に至った次第です。
その影響で、世の中の全てに対してこの図式を当てはめるようになってしまいました。

これも自己防衛機能なのでしょう。

こんにちは

こんにちは。
今日はゆっくり休まれてますか?

スキーツアーバスの痛ましい事故、ご遺族の方々はやりきれない思いで毎日を過ごされているのでしょうね。
お浄土へ旅立たれた方のご冥福を心よりお祈りしています。
るい37さんの言われるように、この世に生を受けた時既にこういう状況になると決まっていたのだと思います。
家内も私もどこまで生きられるか決まっているのでしょう。
事故や病気で最愛の家族が亡くなるのは何より辛い事ですよね。
家内は自らの意思でお浄土に旅立ったと、この世での苦しみから解放されたんだと毎日自分に言い聞かせています。
でないと、自我が崩壊してしまいそうで…。
この度の事故で信じられないのは、バスのギアニュートラルが入っていたということです。
エンブレが使えない状態での峠道の走行、考えただけでゾッとします。
人の行動の裏側には理由があると思いますが、ドライバーの方の運命がそうさせたんでしょうね。
遺族の方々に心休まる日が来る事を切に願います。

みっちとましゃさんへ

こんばんは。

今日は寒さのせいもあって、自宅でのんびりしていました。

伴侶の死は決まっていた事とは言え、その行為を肯定し、
今は楽しく笑っていると信じなければ、到底受け入れる事は出来ません。

あ、ニュートラルの件ですが、ある程度クルマを知っている人間からすれば、
峠でニュートラルなんてあり得ないですね。
しかもTVのインタビューで、フットブレーキだけでも止まれるなんて言ってる人がいて、
開いた口が塞がりませんでした。

あの道を時速100kmなんて、攻め過ぎもいいとこです。しかも大型バスですからねぇ。(怖)

バスのドライバーが悪者になっていますが、全て決まっていた事なので、
あの世では全ての枷や業が外れて、全員が穏やかでいられる事を祈ります。





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runさんへ

こんばんは。

先週も今日も、通勤では遅いクルマに焦る私でした。(笑)

配偶者を亡くす痛みも逆縁と同じくこの世で最も残酷なものだと思います。
また、子供がいるのといないでもこれまた違ったものになります。

逆縁も含め、どちらがどうとかと言うのはナンセンスで、
比較するべきものではありません。

私も妻と二人でこれまで生きて来て、これからもずっと二人で生きていくつもりだったので、
そのささやかな予想図がある時、一刀両断されたわけですから、その喪失感、孤独感は
推して余りあるものとなります。

血よりも濃い絆の存在は、私も実感しています。
だからこそ、やりきれない思いもひとしおです。

今朝はホントに底冷えでしたねー。
明後日以降はまた気温が上がって来るみたいなので、少しほっとしてます。

どうか暖かくして、今週もどうにか乗り切っていきましょう。
身体もそうですが、心への労わりも増やしてあげたいですね。

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runさんへ

こんばんは。

曇りでスタートした2月、もう今年も一ケ月過ぎましたね。
バレンタイン、また季節イベントです。
runさん、チョコくれますか?(笑)

楽しくも何とも無いイベントですが、これも日本経済の為なので、
それなりに世間が楽しめばいいのかなと思うようになりました。

世間に迎合する事はまだ出来ませんが、あえて反抗したり、文句を言ったりする事は
少なくなりました。抵抗したところで自分が疲れるだけでいい事は何も無いという感じですかね。
いい意味での適当と言うかいい加減さが機能しているのかもしれません。

runさんを咎めるなんて、そんな上から目線な事は出来ませんよー。
あくまで私の考えを書いたに過ぎません。そうしろと言うつもりもありません。

生きているだけでストレスの塊な自死遺族、
その解消手段が中断されていては、毒も吐きたくなります。
ここで吐いて少しでも楽になるのなら、全然かまいません。

私も、妻との縁がこの世での最愛かつ最良の縁だったと確信しています。
これ以上の出会いなど無い、runさんも同じでしょうか。

さて、今週も何とか乗り切りましょう。




プロフィール

るい37

Author:るい37
妻を自死で亡くした40代です。

親兄弟にも言えない心のもやもやを吐き出せば少しはラクになるかなと思い、ブログでも書いてみる事にしました。

いつまでもつか分かりませんがね・・・

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