自己防衛が自分を後退させる

先日、小中学校の同級生がやってる床屋で散髪してもらってる時の事。

僕は幼少の頃から、ここで散髪してもらっている。
当時は同級生の両親に散髪してもらってて、同級生が後を継いでからもずっとここ。

妻が亡くなった事は、実家に戻って来てから、ようやく話す事が出来た。
それまで数年間、どうやっても切り出せず、適当に話を合わせて妻が生きている事にしていた。
同級生が奥さんと一緒に床屋をしている姿を見てると、どうしても言えなかった。

昨年、事実を話したものの、自死である事は話していない。
幸い、同級生は死因とか詳細は聞いて来なかった。
その辺りは僕の心情を汲んでくれたのだろう。
その後もその話題は出してこない。

先日、同級生の誰が地元に残っているかの話になり、
同級生によると、僅かしか残っていないらしい。
その僅かな同級生の内、昔は良く遊んだ友人がいた。
話によると、独身で、趣味も僕と同じみたいなので、
実家同士も徒歩数分のところだし、連絡取ってみようかと思った。

うーん、でも当然、家族とかの話題になると、妻との死別を話さなきゃいけない。
嘘をつき通すのもありだけど、仮面を被って会う人間が増えるのもまた微妙。
話したとしても、自死は言えないだろうけど、それでも妻の死自体に触れる、
話す事で、自分が傷つくのを恐れている。

この自己防衛の思いが、また引っ込み思案になって、
自分の行動や世界を狭めて、前に踏み出せなくしている。

穏やかな日々、ただそれだけを求めている今は、無駄に傷つく事は避けたい。

ずっとこのまま、立ち止まっているばかりなのかな・・・

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チワワさんへ

自死に対する偏見が無くならない限り、
人との付き合いを広げたり、久しく会っていない人との誘いに応えるのは
相当な覚悟と気力体力が必要ですね。

家族の話題は言いようの無い虚しさ、切なさに襲われます。

やはり、そういう思いにも慣れていくしかないのかなと思うばかりです。

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るびーさんへ

お久しぶりです。

なるほど、そういう見方もありますか。

向こうから話して来るのも、それはそれで勇気が要る事でしょう。
るびーさんに楽になって欲しいと本当に思っている証なのかもしれません。

同じ趣味ですが、このご時世では少数派な趣味なので、確かに貴重だと思います。
案ずるより産むが易し、この言葉の実践をしたいところですが、
難しいところです。

それでも自分が死ぬ事を何とも思っていないので、それが出来るのなら何でも出来ると
思えばいいのかな?

非常に前向きなご意見、ありがとうございます。
脱ネガティブ思考への糧にしたいと思います。

イタリアンさんへ

亡くなった事実を人前で口にすると、未だに気分が落ちていきます。

相手が必要以上に驚いたりしてると余計ですね。
その後、根掘り葉掘り聞かれた日にはもう、帰ります。(爆)

仮面を被り続けるか、いっそさらけ出すか、その選択を常に迫られている気がします。

普通に寿命が来る年齢なら、ああ、先立たれたんだなと軽く流してくれそうですね。


元々、人の多いところは苦手なので、さらにそれが加速するようになっています。
とにかくその日その日が無事に終わるように、それだけですね。

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(^_^) さんへ

fbはどうしても見つかりやすいですね。
私もやってはいますが、家族の事とかは一切書いていません。
幸せな時のままを演じてます。

一度、言ってしまえば楽になるとは思いますが、受け取る相手によりますね。
いろいろ聞かれると分かっているのなら、まず言わないです。

最近は、可哀想と思われようと何でもいいや、と少しは図太く?なった部分もあり、
死別だと話す事が出来る場面も増えました。
それでも自死はほとんど告げる事は出来ないですねぇ。

同級生同士での、死んだ子いるかな?の話題はたまりませんね。言いだしっぺの人は他人の痛みが分からない人に思えます。

どうしても、生きにくい場面はちょくちょく顔を出します。
疲れますね。

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キリンさんへ

こんばんは。

自分が周りと違うのは紛れもない事実で、
配偶者の愚痴を言い合っている人達に、話したところで理解など出来るはずもありません。

どうしても同じ境遇、最低でも独身者の知り合いと
会うようになってしまいます。
それでも自死まではなかなか言えません。

それを口にする事で自分がまた不安定になり、
さらにいろいろ聞かれるのを恐れて、踏みとどまってしまいます。

埋めようがないこの差を割り切って、線を引きながらも、
付き合いが出来るようになりたいものです。

どんな自分でも一生付き合っていくしかないので、
どうせなら楽に付き合う事が出来ればいいなと思います。

落ちた時は眠るに限ります。
おやすみなさい。

いい夢が見られるといいですね。


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るびーさんへ

るびーさん、頼り甲斐があって頼もしいですね。

もうこの世でしたい事も無いし、目標も無いので、
死はいつでも受け入れる用意はあります。

あの世での再会だけに思いを馳せ、
その為に供養を行うような感じですかね、
大切な人の事を想うだけでも、十分な供養になると思います。

今でも十分、いい加減に、適当に生きてますが、
生きてる以上は楽しみたいところですね。
自分が楽しんでていいのか、と言う葛藤との戦いですが、
自分が楽しんでいれば、妻も安心するのかなと思えば、
やれるかもです。

ありがとうございます。

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のあさんへ

休日前日や当日朝とかには、何かしようとプランを考えたりしますが、
結局、面倒になって出かけずじまい、と言うパターンが多いですね。

話題や状況によっては、自分の居場所が無くなったり、傷ついたりする事に
対して必要以上に過敏になってしまいます。
これはもう仕方がない感情なのだと思います。

年賀状に家族、特に子供の写真が載っているものは、
正月からテンションが下がりまくってしまいます。
普通の未来と言うものが眩しすぎて、遠すぎて、どうしても目を
背けたくなります。

大抵の人はこちらが歩み寄れば、普通に接してくれると思いますが、
どうしても埋めきれない差を感じてしまい、同じ時間を過ごしているのに、
心だけは別の場所にいる感覚に陥ります。

人は変わっていくもの、とは言いますが、
こんな風には変わりたくありませんでしたね。
望んで変わったわけでも無く、因果応報と言うわけでもありません。

傷が深すぎて完治はムリなのかなと感じています。

完治がムリなら、うまく傷と付き合うしかない、
たまには荒療治も必要かも、と思ったりしますが、
まだまだそこには踏み込めない、そんな現状です。

自死遺族と言う旅人が纏ったコートを脱がせる温かい光が待ち望まれます。

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runさんへ

こんにちは。

ご指摘の通り、北風と太陽の引用で表現してみました。
温かい光は必ずあると思うんですが、
見つけられない、見つけようとしていないのかなと思ったりもします。

もうこれ以上凹む事も無いと思って、光を探す事に勤しんでみようと
思う次第です。

自分へのご褒美は必要ですね。生きているだけで十分な頑張りですから、
ましてや仕事もして、社会と関わりを持っている。

ご褒美を考えている時は、苦しさが軽減されます。


自分が散る時はまさに桜のように、理想ですね。

ふぅさんへ

こんにちは。

亡くなった事を口に出すだけでも十分に大仕事なのに、
死因までは、ホントに勘弁してもらいたいですね。

床屋の同級生は付き合いも長く、昔から人の嫌がる領域には
踏み込まない人間だったので、話す事にしました。

ふぅさんのご友人のお話を聞いて、
そうなるのも仕方がないと思う面と、
やっぱり自立して社会と最低限の関わりは持っていないといけない、
双方を感じました。

自暴自棄になるのはいつでも出来るので、反面教師にしたいと思います。

自分より不幸(自分の物差しで計って)な人を見つけると、
そこに執着したくなる気持ちは分からなくもないです。

どこかで自分はまだ恵まれているんだと思いたいんですよね。

自死遺族の乗り越えられない思い、と言うか乗り越えられるものでも、
乗り越えるものでも無いと思っていますので、想いはこのままでいいと感じています。

私のブログ、分かり易いですか?
そう言っていただけると書いた甲斐があると言うものです。
最も、文才も語彙も不足してますので、想いをそのままぶつけているだけです。(笑)

今週、来週と一年で一番寒い時期になるようですね。
どうかご自愛下さい。

ありがとうございます。

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まるさんへ

こんばんは。

亡くなった事を話すだけでも、次々に飛んで来る質問が怖いのに、
自死の事は到底ムリですね。
周りの空気が一変してしまいます。

私も基本的に心不全と言う事にしていますよ。
それでも、心臓のどんな病気?とか兆候とかあったの?とか
聞かれるともう、逃げ出したくなります。

嘘をついている自分がイヤになって、また引きこもってしまいます。

いっそ感情が無ければ楽なのに、そう思う時があります。

それでも、生きている事に感謝して進む事を目指していける日が来ると、
信じたいです。



プロフィール

るい37

Author:るい37
妻を自死で亡くした40代です。

親兄弟にも言えない心のもやもやを吐き出せば少しはラクになるかなと思い、ブログでも書いてみる事にしました。

いつまでもつか分かりませんがね・・・

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