口に出来ない
ここのところの天気は、カラッとした秋晴れとはほど遠い、曇りや雨ばかりで、
自分の心の状態みたいだなと思う今日この頃。
天気も心も晴れないそんな今日、総務部から聞こえて来た会話。
「〇〇さん、今日、来る予定なのに、来てないよ。」
「連絡もつかないみたい。」
どうやら、ある部署で心の病にかかって、医師の診断書を提出しに来る人の事らしい。
「自殺したりしてないよねー。」
「自宅に確認に行かないといけないな。」
「なんか怖いよ。首吊ってたりしたらどうするの?」
僕は自殺と言う言葉に反応し、さらに首吊りと言う言葉に気が遠くなっていくのを感じた。
妻の自死からずっと、自殺関連のキーワードは決して口には出来なかった。
最近、ようやく日常会話で、一般論としての自殺と言う言葉はどうにか発することは出来るようになった。
それでも、「首吊り」
これはムリ。
耳にするだけでも気分が猛烈に悪くなり、立っている事すら難しくなる。
自分がその言葉を口にするなんてまだまだ出来そうに無い。
その言葉を聞くと、
あの日、妻を見つけて、最期を見送るまでの情景が色濃く甦り、心も身体も言葉に出来ない感情に
侵食されていく。
いつか平気になる日が来るのだろうか。
自殺と言う言葉でも以前は同様の状態になっていた事を思うと、
そこからは変化している気がするけど、
まだまだ道のりは果てしないらしい。
どこかで、平気になりたくないと言う自分もいて、やっぱり自分でも良く分からない複雑なこの思い。
やはりこれはもう一生ものか・・・
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自分の心の状態みたいだなと思う今日この頃。
天気も心も晴れないそんな今日、総務部から聞こえて来た会話。
「〇〇さん、今日、来る予定なのに、来てないよ。」
「連絡もつかないみたい。」
どうやら、ある部署で心の病にかかって、医師の診断書を提出しに来る人の事らしい。
「自殺したりしてないよねー。」
「自宅に確認に行かないといけないな。」
「なんか怖いよ。首吊ってたりしたらどうするの?」
僕は自殺と言う言葉に反応し、さらに首吊りと言う言葉に気が遠くなっていくのを感じた。
妻の自死からずっと、自殺関連のキーワードは決して口には出来なかった。
最近、ようやく日常会話で、一般論としての自殺と言う言葉はどうにか発することは出来るようになった。
それでも、「首吊り」
これはムリ。
耳にするだけでも気分が猛烈に悪くなり、立っている事すら難しくなる。
自分がその言葉を口にするなんてまだまだ出来そうに無い。
その言葉を聞くと、
あの日、妻を見つけて、最期を見送るまでの情景が色濃く甦り、心も身体も言葉に出来ない感情に
侵食されていく。
いつか平気になる日が来るのだろうか。
自殺と言う言葉でも以前は同様の状態になっていた事を思うと、
そこからは変化している気がするけど、
まだまだ道のりは果てしないらしい。
どこかで、平気になりたくないと言う自分もいて、やっぱり自分でも良く分からない複雑なこの思い。
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