要らない強さ

猫が亡くなったからと言うもの、毎日必ずどこかで涙が出る。

普段、猫がいた場所を見た時。
帰宅しても猫が出て来ない事を実感した時。
布団に入り眠る時。
昔の写真を見た時。

生前の猫の様子を思い浮かべると、切なさで胸が苦しくなる。

どうしたらこの悲しみ苦しみから逃れる、または和らげる事が出来るのか。
そう考えた時、妻が亡くなった時の事を考えた。

あの時、心に受けたとてつもない衝撃と、その後の悲しみ苦しみは、
これまで経験した事が無いもので、ホントにもう何もかもどうでも良くなって、
消えてしまいたかった。

その想いは今も変わらないけど、それを背負いながら、どうにか生きる事が出来ている。

今回の猫との別れは、
ある程度、心の準備が出来ていて、またその臨終に立ち会う事が出来たので、
妻の時に比べたらまだ幸せで、十分に耐える事が出来るものなのだと思うようにした。

これも自分を守る為に身に着けた術なのかもしれない。

自死遺族となって、強くなった?面なのかな。

こんな強さなんて全くもって要らない。
こんな強さと引き換えに妻がいないなんて、絶対に割が合わない。

この7年間で、妙に涙もろい時と、異様なまでに冷静な時との差が激しくて、
自分でも驚く事がある。

とかく誰かと一緒にいる時には極力感情を押し殺し、
何に対しても基本、取り乱したりしない。

以前、あまりに冷静なので、
「鉄仮面でも被ってるの?」と言われた事がある。

確かに仮面は被ってるなぁ。
被らないと外には出られないからね・・・


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またひとつ

先週末から弱っていた猫が、
昨日から容態が急変した。
症状は腎不全のもの。

動物病院に入院して、治療を受ける。
状態は予断を許さない状況。

今朝、病院に行くと先生が蘇生措置をしていた。
その後、心拍が戻ったので、面会する。
猫は酸素を繋いでやっと呼吸が出来る状態。
顔を見て、身体を撫でて声をかける。
涙が溢れて止まらない。

僕が病院に着く少し前に心肺停止となったらしい。
僕が来てから心拍を取り戻したので、最後の力で、
僕に会おうとしてくれたのかな。(涙)

とは言え、このままでは猫が苦しいだけなので、僕は自然に看取りたいと思い、
連れて帰る事にした。

先生、スタッフの方々にお礼を言って病院を出る。
帰りの車中で、猫は息を引き取った。

享年8歳と4ヶ月。
早過ぎる死。
妻に猫の事を託されていたので、これまで生きて来られた。
猫は僕に毎日、癒しを与えてくれた。
妻が亡くなってから、二人?で支えながら生きて来た。

本当にありがとう、お疲れ様。
そう言って僕は猫を見送った。
妻を送った時と同じ火葬場。
7年前の事が頭をよぎる。

猫は、一番自分を可愛がってくれた妻に逢いに行ったのだろう。

これまでの猫の写真や動画を見ていると、そこには妻の姿もある。
家族三人?の幸せな生活が甦る。
本当に幸せだった。

なんか僕だけ置いてけぼりにされた気分。
それでも命を与えられている以上は生きなきゃいけない。
つらいな、悲しいな、苦しいな、切ないな。

妻と猫があの世で仲良く暮らしている、
そう思う事だけが救いかもしれない。

またひとつ悲しみを背負う事になった。
もう要らないよ。

いつになるか分からないけど、
僕が逝くまでみんなあの世で待ってて欲しい・・・







まだまだ

今日は妻の7回目の命日。

と言っても、特別な反応が自分に起こるでも無く、
仕事も普通にこなせていた。

仕事中にふと、7年前の今日は大変だったなぁと何となく
振り返る程度だった。

これは進歩と言っていいのだろうか。

帰宅して、仏壇の前で蝋燭と線香に火をつけ、
妻の遺影を見ながら、ぽつぽつと自分の思いを呟く。

「そうかぁ、7年かぁ、早いのか遅いのか分からないな」
「そっちでは好きだったじいちゃんやペット達に逢えたかな?」
「オレは相変わらずダメダメな生活してる」

実際、自分自身、特に成長したとも思えないし、
無気力で向上心も無く、心には深い闇が居座っている。
あの日から時間は止まったまま。

「こんなオレの事なんかとっくに忘れちゃってるかな?」
「話がしたいよ、温もりが恋しいよ」

妻が生きていた頃の事に思いを馳せながら、
こんな事を呟いていたら、涙が頬を伝っていた。

あんなに楽しそうにしてたのに、あんなにチャーミングだったのに、
この現実は悔しすぎる。どうやっても僕には妻しかいない。

7年経っても本質的な部分はちっとも変わらない。
表面的には普通に見える(そう繕っている)のかもしれないけど、
まだまだみたい。

今日のこの日は妻とお別れした日。
確かにそれは事実。
自ら命を絶ち、人生を終わらせた本当に悲しく切なく悔しい日。

と同時に、妻が苦しみから解き放たれた記念日。
妻が妻である事を取り戻した日。

そう思えば、自死のネガティブさも少しは和らぐような気がする。
妻の人生、行為をどうにかして肯定したい、そんな思いがこういう思考を生み出しているのかな。

まだまだ五里霧中、暗中模索な7年目だけど、
昨年とはまた違った考え方、捉え方をするようになっている。

来年、まだ生きていたら、また違った見方が出来るようになるかな・・・


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良い疲れ悪い疲れ

昨日は、動物病院行ってから、
普段乗りクルマの洗車&磨き&コーティング。
購入した時から磨きをしないといけないと思いつつ、ようやく実施。

完了した頃には軽く汗をかいていた。
こういう汗は心地いい。

その後は趣味クルマをディーラーで点検。
別に見てもらう必要も無いけど、営業マンから入庫依頼の電話があり、
ディーラーとの繋がりは持っておきたいので、お願いした。

そこで助手席側のフォグの不点灯を指摘されたので、
今日はその修理に取り掛かる。

フォグランプは社外品HID。
購入から3年半ほど経っているから、壊れても不思議じゃない。
バラスト換えてもダメだったので、バーナー交換してみたら、無事点灯。
その他気づいた事をチョコチョコやってたら、それなりに汗かいてた。

結局、今日は、朝に可燃ごみ不燃ごみを出しに行った以外は、
どこにも出かけずに前述の作業の後、物置のクルマ用品の整理して、
夕方、ガンダム見て終わった。

世間は行楽に行ったり、食事に行ったりしてるんだろうけど、
連休とかはどこ行っても混んでるし、高速道路とかも普段クルマを運転しない人の
あり得ない運転に遭遇したりするし、とにかく疲れる。

同じ疲れるのなら、自分の好きな事して汗かいてた方がいい。

これって、一緒に出掛ける人がいない人間のただの強がりなのかな。

さて、明日は猫の爪切りやブラッシングでもしながら、
猫と一緒に、7年前の連休明けに亡くなった妻を偲ぶ事にしよう・・・










変わらない事って

今日は、定期検診日。

左腕の状態は現状維持と言うところ。
進行していないのなら、それでいいかな。

診療明細の中に、
「難病指導管理料」なるものがあった。
やはり自分はいつどうなるか分からない身体なんだなと実感する。

今日のリハビリ担当は女性看護師さんで、
リハビリ中に危うく寝そうになった。
同じ身体を触ってもらうのなら、女性の手の方がいいに決まってる。
今日のささやかな幸せ。
妻に怒られるかな。(汗)

こんな事を考えられるようになったのはいつからだろう。
以前よりは心に余裕が少しは出来て来た証拠?

人は変わっていくもの。
変わっていかなければ生きていけない状況もある。
7年前からずっと同じ状態だったら、自ら手を下すか病気かで、もうこの世にはいないかもしれない。


先日は妻の誕生日。
毎年、変わらないささやかなお祝いをした。
昨年と同じ事を同じ日に出来るって、実は幸せな事だと思う。
妻が亡くなった翌年、1年前の事を思い返して何度胸を掻きむしった事か分からない。

変わらずにいられるってホントに幸せだね・・・

IMG_0688-1.jpg


分かってたけど

今日、職場で、ストレスサインが出ていないか、ストレスチェックをする冊子が配布された。

身体的ストレス度と、心理的ストレス度をチェックするもので、
いくつかの項目について、自分がいくつあてはまるかチェックしてみた。

身体的ストレス度は、全11項目のうち、5項目あてはまった。
6個以上で要注意との事なので、要注意一歩手前といったところか。

心理的ストレス度は、全18項目のうち、18項目全てあてはまった。
14個以上で要注意なので、僕はいったいどうしたらいいんだろう。

その項目は、
①活気がわかない
②元気が出ない
③生き生きしてると感じない
④怒りを感じる
⑤内心腹立たしい
⑥イライラしている
⑦ひどく疲れた
⑧へとへとだ
⑨だるい
⑩気がはりつめている
⑪不安だ
⑫落ち着かない
⑬ゆううつだ
⑭何をするのも面倒だ
⑮物事に集中出来ない
⑯気分が晴れない
⑰仕事が手につかない
⑱悲しいと感じる

冊子には、心の不調は悪化すると、長期化・再発の恐れがあるので、
早めにリフレッシュして対処しましょう、とあった。

既に長期化していて、
再発どころか一度も治っていない。

この結果は分かっていたけど、改めてよく生きてるなぁ、
よく出勤してるなぁと、自分を褒めてあげたくなる。(笑)

一生治らない心の不調、解決策は誰も知らない・・・


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プロフィール

るい37

Author:るい37
妻を自死で亡くした40代です。

親兄弟にも言えない心のもやもやを吐き出せば少しはラクになるかなと思い、ブログでも書いてみる事にしました。

いつまでもつか分かりませんがね・・・

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