むしろ増加するもの

毎年この時期に特に目につくようになったもの。

日航ジャンボ機墜落事故や戦争で亡くなった人達への慰霊。

日航ジャンボ機墜落事故から30年。
終戦から70年。

どちらの遺族にも共通しているものは、
悲しみは全く変わらず、むしろ増加していると言うコメント。

近しい人をある日突然亡くす悲劇。
心の整理など出来るはずもなく、遺るのは悲しみ、怒り、後悔。
それらは時間が解決する事もなく、一生抱えていく事になる。

終戦から70年経っても、悲しみが増加していると言う遺族のコメントを
聞いた時、僕の悲しみもやはり一生消えず、増えていくのだろうと思った。

自ら命を絶った自死と一緒にするな、と
遺族の方に怒られるかもしれない。

でも、日常生活での遺族の苦しみ、悲しみに関しては少しは分かるつもり。
少なくとも自死遺族になる前とは明らかに違う感じ方をするようになった。
以前はただ、つらいだろうな、としか思わなかったものが、
現在は、遺族の方が自らの心境を語っている映像を見ると、
自然と涙が出て来るようになった。
当事者に近い感情が入るようになったのかな。

近しい人を納得出来ない理由で亡くす、と言う事に関しては
共感出来る部分があると言う事なのだろう。

僕の祖父にあたる人は、昭和20年4月に、
海軍伍長としてフィリピン方面の海上で戦死している。
もちろん、会った事も無く、仏壇にある海軍の制服を着た写真しか知らない。

享年23歳。
遺骨も無い一人息子の死に、曾祖父母はどう向き合っていたのだろう。
きっとその悲しみは消える事なく、その生涯を終えていったのだろう。
今は、あの世で親子3人で穏やかに過ごしていると思いたい。

終戦があと半年早かったら、祖父は死なずに済んだかもしれない。
まあ、そうなると僕も生まれていないけど。

いつかあの世で祖父に会ったら、挨拶しないといけないな。

戦時中のあの世は大混雑だったに違いない。
次から次へと来る死者達に、閻魔様も大変だっただろう。


どうか日航ジャンボ機墜落で亡くなった人、
戦争で亡くなった人達がせめてあの世では穏やかに過ごせますように。
その遺族の方に少しでも笑顔の時間が増えますように。

毎年、そんな事を思う終戦記念日・・・

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プロフィール

るい37

Author:るい37
妻を自死で亡くした40代です。

親兄弟にも言えない心のもやもやを吐き出せば少しはラクになるかなと思い、ブログでも書いてみる事にしました。

いつまでもつか分かりませんがね・・・

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