思いは唯一無二

友達(リアル)が、mixiで書いてた日記。

その友達は約1年前に父親をガンで亡くしている。
その治療~死去~今日までの今まで押し殺していた思いを吐き出していた。

末期ガンとなり、ホスピスへ移動。
そこでは苦痛だけを和らげ、特に治療はしない、所謂「看取り」?と言うもの。
手続きの書類にハンコを押したのは息子である友達本人。

当然、さらなる延命も考えたけど、父親の苦しい姿を見かねての判断。

この1年、父親の事を忘れた事など無く、本当にこれでよかったのか、
一周忌を迎える今、父親は許してくれてるだろうか、誰にも言えず、誰も聞いてくれず、
周囲にもそうした素振りを見せられなかった、そうした苦悩を書いていた。

この友達のブログには、イイネもコメントも当然つけられなかった。

僕は親を亡くした経験も無いし、ヘタなコメントなどするべきでは無いと思ったから。

と同時に、リアルな友達にブログ上とは言え、思いを吐き出せるのは羨ましいとさえ思った。
僕が同じような事をしたら、みんなドン引きで、腫物にでも触るような扱いになるだろう。
誰もコメントなど出来ないだろうし、もしコメントされても、
当事者でも無い人のコメントなど、到底素直に受け取れない。

ガンで看取りは、言い方は悪いけど、ごく普通の亡くなり方だと思う。

僕はリアルでは誰にも言えず、誰も聞いてくれず(聞いて欲しくも無いけど)、
周囲にもそんな素振りを見せないから、今では普通に生活してると思われてるだろう。
その悲しみも深い心の傷も真っ黒い闇の感情も、誰も知らない、分からない。

みな、経験した事柄で、思いは唯一無二のもの。
何が一番つらいかは決められないけど、どうやっても自死遺族だけは、
どこかで線を引かれている気がする。


久々にシロノワールを満喫しながら、そんな事を思った日。

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分からない

ここのところ、忙しいのもあるけど、また何もかも億劫になる傾向が強くなって、
ブログを書く事さえ、その気が起きて来なかった。

今日は比較的落ち着いてるので、ブログを書く事が出来ている。

現状、ブログも書けないほど、億劫病?になっていると
思っていたけど、見方を変えると
ブログに思いを吐き出さなくても日々を過ごす事が出来ているのかも。

これって、前に進んだ証拠なのかな?
最愛の人が自死で目の前からいなくなって悲しいつらい気持ちには
何ひとつ変わりない。

それでも生きていかなきゃいけないのも事実。

生きていく為に、悲しい思いにあえて触れないように、切なさが
ぶり返さないように故意に目を背けているのかもしれない。

自死遺族として生きていくのに、自己防衛機能が働いて
自然と身に付いたスキルなのかな。

実際、いつもいつも苦しんでいたら、本当にやってられなくなる。

生きている以上、自分が楽しくなるようにしていかないと身がもたない。
これまで自分を責めて責めて責め抜いて来たけど、
少しは自分を赦す事が出来て来ているのかもしれない。

普通?のブログのようなごく当たり前の日常を
書けるような気もしている。

今後はそんな内容も増えて来るかも?
それはそれで自分が進んだ証拠だと思いたい。

そうは言っても、まだまだ泣けるスイッチは存在するわけで、
そんな思いもまだまだ吐き出すのだろう・・・

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過去を欲しがり、切なさ溢れる

昨日、NHKの探検バクモンを見てたら、
集英社に潜入取材していて、その中に週刊少年ジャンプの編集部が
出て来た。

少年ジャンプ、懐かしいなぁ。

小学生から社会人になっても読んでた。
作品は、こち亀、Dr.スランプ、ドラゴンボール、北斗の拳、ウイングマン、キャプテン翼、
聖闘士星矢、キャッツアイ、シティーハンター、キン肉マン、ブラック・エンジェルズ、まじかるたるルーとくん、
よろしくメカドック、魁!男塾、ジョジョの奇妙な冒険、などなど、
70年代後半~80年代後半の時代が甦る。

当時と今を比較すると、いい面悪い面両方あると思うけど、
どうしても当時のいい面ばかりが思い出されて、遠い目で当時を振り返ってしまう。

もちろん、その頃は妻との想い出は無いけど、
お互いに楽しく暮らしてたんだなとしみじみ思う。

その頃に戻れば、もう一度、妻との楽しい日々を味わえる。
でも悲しい別れももう一度経験する事になる。

過去を欲しがっても、切なさももれなくついて来る。

今回のようなふとしたきっかけで、
すぐに過去に戻りたい症候群に見舞われる。

これも一生ものなのだろう・・・

微妙

3月に、体調不良を理由に退職した女子社員の補充として、
新人女子社員が入社して来た。

何と、その顔は何となく妻に似ている。
なので、どうしても度々、目が行ってしまう。

年齢は、妻が僕と結婚した頃と同じくらい。
彼女を見てると新婚当初の事が甦る。
家具や食器、家電等々を買い揃えたり、妻は忙しくも輝いていた。

当時を振り返った時、妻は、「あの時、楽しかったねー」と言っていた。


その新人女子社員を見ると、妻をダブらせて安堵感と寂しさが同時に押し寄せて来る。

妻とは社内恋愛なので、余計に当時への思いが大きくなる。
妻が座っていた席、歩いた通路、駐車場、それらも最近はそれほど気にはならなくなっていたけど、
彼女を見てから、また感情が逆戻りしてしまいそうになる。

仕事で疲れるのに加え、何だか微妙な気持ちで出社する今日この頃・・・

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自殺と自死

つい、今しがたTVをつけたらちょうどニュースをやっていて、
近隣市での自死のニュースを伝えていた。

一家5人、母親、高校生、中学生、小学生2人との事。
方法は練炭らしい。
練炭は妻も考えてた方法のひとつ。

苦しかったあの日々の事が頭をよぎる。

その母親は、知り合いに自死をほのめかす電話をして、
子供を置いていくのは可哀想と言っていたらしい。

個人的にはこれはどちらとも言えないと思う。
自分にもし、子供がいたら良かったのか悪かったのか何とも言えない。

それにしても、TVをつけた瞬間に自死のニュースとは、
何だかなぁ。

報道ではやはり「自殺」なんだね。
自らを殺す、これはやはり殺人なので罪になるのか、
苦しんでやむなく死を選ぶしかなかったのに、罪人扱いは可哀想だと思う。

自ら死んだ、誰も殺していない「自死」に変えてくれないものかね。

とは言うものの、自分自身も自死遺族となるまでは、
「自死」と言う言葉を知らなかったから、仕方がない事なのかもしれない。

出来れば僕も知りたくなかった・・・

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これも変化

昨日は人間ドックを受診。

身長、体重、血圧、血液検査、検尿、レントゲン、聴力、エコー、肺活量、心電図、
視力、眼圧、胃カメラ、一通り済ませて、最後に医師の診察を受ける。

各検査の結果(数値)は異常なし。

ただ、胃カメラで慢性胃炎と診断され、
ピロリ菌の検査の経験を聞かれ、一度もした事が無いと言うと、
一度、ピロリ菌の検査を受けるように勧められた。

慢性胃炎なんて初めて言われたなぁ。
自覚症状は全然無い。
自分でも知らない内にダメージを受けているんだろうか。

食生活でも特に心当たりも無いから、やはりストレス?
新しい仕事に取り組むようになって、精神的な負担がかかっているのかも。

自死遺族として、数年生きて来たダメージもかなり蓄積されているのかもしれない。
それともただの加齢?

胃は、10数年前に一度、胃の痛みで検査を受けたところ、
胃に孔が開きかけていた事があった。
その時も仕事絡みでのストレスだった気がする。

仕事なんてもっと適当にやって、出来ないのも分からないのも、
それはそれで仕方がないと開き直るくらいでちょうどいいかも。

自死遺族となった今、守るものもないし、
他人にどう思われようと、どう評価されようと
どーでもいいので、自分の事を最優先していきたい。

胃炎から胃癌になって、死ぬのも特に何とも思わないし、
その時が来たんだなと思うだけ。
治療の努力はそれなりにするけど、ムリな延命は望まない。

いつ逝ってもいいように身辺整理をしておこうと、
改めて思ったそんな日。

歳月を経るに従って、自分の心の変化に気づく事があったけど、
身体にも確実に変化が生じていると言う事か・・・

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箱根

ニュースで、箱根の火山活動による規制状況を見ていた。

箱根も妻との想い出が存在する場所。
ニュースの映像を見ながら、
硫黄の香り漂う大涌谷で、黒タマゴを食べた事、
夏の暑さと混雑で疲れたロープウェイ、
夜が思いの外寒かった宿、
そんな事を思い浮かべていた。

あの頃は、妻の好きなテディベアーミュージアムもあって、
大きなテディベアーと並んで写真を撮ったり、妻は楽しそうだった。
併設するカフェで食べたスコーンが美味しかったな。

想い出に浸りながら、当時の写真を眺める。

以前は想い出の地をTV等で見るだけで、涙が溢れて止まらなかった。
今でも切ない寂しい気持ちには変わりは無いけど、
比較的穏やかに振り返る事が出来ている。

自分の中で、悲しみに慣れたのか、泣いてもどうにもならないと諦めたのか、
後悔は消えないけど、現実は現実として認めつつあるのかもしれない。

そうは言っても、写真を見ながら妻に話しかけたり言葉として口に出して想い出を語ると、
どうしても涙がこらえきれない。

いつか涙なしで、想い出を語る事が出来るようになるのかな・・・

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7年目の手続き

今日、妻の携帯を解約して来た。

必要なものは、自分の身分証明書、解約する携帯使用者の死亡が証明出来る物。

身分証明書は免許証、死亡を証明する物は、火葬許可証にした。
病死とかなら死亡診断書だと思うけど、死因の欄に「縊死」とか書かれている書類が、
携帯ショップに保管されるのは避けたかった。

火葬許可証を提出して、内容を携帯ショップのスタッフがチェックする。
日付が6年半以上前になっている事について、何か思っているんだろうか。
どうして今のタイミングで手続きに来たのかなとか思ってるんだろうか。

当然、スタッフは何もコメントする事も無く、手続きは完了した。

自分自身、なぜこのタイミングで解約する事にしたのか、はっきりとした理由など無い。
何となくとしか言えない。

もうそういう時期なんじゃない?と妻が背中を押しているのだろうか。

携帯端末自体は持ち帰り、自宅で引き続き保管する事にした。
機種変更とかだと、旧端末をショップが引き取るか、ユーザーが持ち帰るか聞かれたような気がするけど、
今回は聞かれなかった。

今はそういう時代なのか、それとも手続きする内容によって異なるのか、
はたまた早くに妻を亡くした僕の心情を、スタッフが気遣ったのか、
イヤ、それは流石にないか。

帰宅して、妻に携帯を解約した事を報告する。

想い出は物じゃなく、心だよね、と語りかける。

これでまた一歩進めたかな・・・

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話題の条件

連休中のTVを見ていると、
家族や配偶者に関連するものが多い気がする。

お出かけスポットの紹介でも、基本的に家族やカップル向けのものばかり。
他にも、60年連れ添った配偶者が亡くなって、その供養をする人の様子を取り上げたドキュメンタリーとかもやってた。
こういうのは素直に見る人の感傷や共感を誘い、TV的にもいいんだろう。
60年も連れ添ったなんて、羨ましすぎる。

早くに自死で配偶者を亡くした人のドキュメンタリーなんか、誰も見ないだろう。
いや、思い切り興味本位で見ると言う意味では視聴率稼げたりして。
その前に自死遺族はTVの取材など受けるはずもないけど。

そんなTVに嫌気が差したので、友達とミスドして来た。
日曜日なら、もっと人がいるはずだけど、何だか人が少ない気がする。

あ、みんな行楽に出かけてるわけね。

TV見ても、近所に出かけても、切ない思いからは逃げられそうに無い。

家でぼーっと外を眺めていたら、結婚前に妻が自宅に遊びに来た時の事が頭をよぎる。
あの場所で写真撮ったな、あの場所にもいたな、あんな事もあったな、
その場所を見つめて、当時へ思いを馳せて、妻の名を呟いていると、
涙が流れていた。

結局、何してても妻がいないと言う事実だけを実感する。

どこにも逃げ場など無いらしい・・・

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プロフィール

るい37

Author:るい37
妻を自死で亡くした40代です。

親兄弟にも言えない心のもやもやを吐き出せば少しはラクになるかなと思い、ブログでも書いてみる事にしました。

いつまでもつか分かりませんがね・・・

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