未来の比較

今日、部下の女性が、僕に相談があると言って来た。

聞くと、妊娠したから業務内容を変更して欲しいとの事。
元々、彼女は残業や休日出勤するような勤務では無いし、肉体労働でも無い。
とりあえず、重いものを持ったりする事を避け、
必要なら休暇を取るのも可だと伝えた。

その後さらに、彼女、妊娠した事をあまり公にしたくないらしい。

んんん? 業務内容を変更するにも、休暇を特別に取得するにも、
理由がはっきりしていないと、周囲も会社も納得しないと思う。

彼女は新婚で、普通に入籍も済ませ、新居で配偶者と二人で暮らしている。
隠す理由など無いはずで、むしろおめでたい事。

どうやら、なんか恥ずかしいらしい。

うーん、妻も子供もいない僕には彼女の思いがさっぱり理解出来ない。

さらに、この先子供を産んで育てていけるかいろいろ不安があるとも言って来た。

そう言われてもねぇ、全く未経験な部分なので、アドバイスのしようも無い。

この先かぁ、つい、彼女の未来と僕の未来を比較してしまう。

確かに、子供を産んで育てるのは大変な事がたくさんあると思う。
それでも配偶者がいて、子供がいて、楽しみな未来もたくさんあると思う。
何より、家族と過ごす時間は何にも代えがたい宝物。

僕には無いものを彼女はたくさん持っている。

彼女は僕が妻を亡くした事は知っている。(自死は知らない)
それを分かった上で言ってんだよな。
まあ、僕が直属の上司だから、言って来たんだと思うけど、

「不安? 何贅沢な事言ってんの。 十分恵まれてるよ、甘いよ」

そう喉元まで出かかって、どうにかその言葉を飲み込んだ。

イカン、イカン、黒い黒い自分が出て来た。

まだまだ心の闇は色濃く存在しているみたいだ・・・

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プロフィール

Author:るい37
妻を自死で亡くした40代です。

親兄弟にも言えない心のもやもやを吐き出せば少しはラクになるかなと思い、ブログでも書いてみる事にしました。

いつまでもつか分かりませんがね・・・

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