貴重な普通

昨日、たまたまつけてたTVで、
「死神くん」と言うドラマ?をやってた。

仕事も恋愛も何一つうまくいかず、
自暴自棄になって、三つの願いと自分の魂を
引き換えると言う契約を悪魔と結んだ20代の男性、
ひとつ目の願いは、
声をかけた女性が全て自分の事を好きになると言うもの。

いろんな女性にちやほやされていい気分になる男。
でもなんか違う。もっとときめく恋愛がしたい。

そこで出会ったのが、幼少から病を抱えていて、
死神からあと二日の命と宣告された10代の女性。
女性は幼少からずっと一人で外出した事がなく、
あと二日の命ならと、死神に依頼して一人で外出していた。

男性は女性に声をかけるも、その女性には効果がない。
どうやら死神に関わっている人物には悪魔の力が
効かないらしい。

女性は大企業の社長令嬢。
SP?らしき数人の男が女性を追って来たので、
女性は男性と一緒にクルマで逃走。

女性は仕事一辺倒の父親に、最後に大切にされたい、
困らせてやりたいと誘拐を男性に提案。
男性は女性の父親に電話で身代金を要求。

しかし、身代金受渡し場所には父親は現れず、
SPの一人が持って来た。周囲には数人のSPが張り込みしている。

男性は悪魔の力で身代金を自分の元に
持ってこさせるように二つ目の願いをしようとする。

女性は「そんな簡単に魂をあげちゃダメ」
男性は「どうせ何やってもうまくいかないし、
    みじめに長生きするより、短く楽しく生きた方がいい」

女性は男性の頬に平手打ちし、
「あなたは健康で普通に生きられる有難みが
 まるで分かってない。生きてさえいればいくらでも
 やり直しが出来るじゃない」

この時僕は、はっと自分の事を省みていた。

妻を自死で亡くしてから、
何もかもどうでもいいと惰性で生きて来た。
いつ死んでもいいと自暴自棄になる事も多数。

それは当然と言えば当然の感情。

伴侶を自死で早くに亡くしたと言う境遇は、
普通じゃなく辛く苦しいもの。それは紛れもない事実。

しかし、とりあえず身体は普通に動ける健康な状態。
それは妻が最も欲しがっていた健康な身体。

自暴自棄になって、日常生活を放棄する行為は
妻に申し訳ない。それは妻も望んではいないと思う。

「普通に身体が動くうちは、出来る事をして、
 生きる努力をしなきゃいけないよね」

そう妻に問いかける。

これからも落ちる日、落ちる時があるだろうけど、
「動ける身体の有難み」、と言う言葉を頭に置いて、
自ら生きる事を放棄する事の無いようにしたい。

無駄に長生きはしようとは思わないけどね。

と言っても、心は普通じゃないので、
落ちて這い上がっての繰り返しになるだろう。
そうやって世界は回っていくのかな。

「大切なものは失って分かる」と言う事を
これ以上ない授業料を払って経験した自分だから、
それを繰り返さないようにしたい。

心がどこまでついて来れるかな・・・


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プロフィール

るい37

Author:るい37
妻を自死で亡くした40代です。

親兄弟にも言えない心のもやもやを吐き出せば少しはラクになるかなと思い、ブログでも書いてみる事にしました。

いつまでもつか分かりませんがね・・・

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