無駄でも

昨日は、結婚記念日。

節目の15周年。

花屋さんとケーキ屋さんに行き、
ささやかなお祝い。

花屋さんは結婚記念日と、
妻の誕生日の年2回しか利用しない僕を
覚えていてくれる。
「いつもありがとうございます、
 メッセージはお付けしますか?」

あの世に届くメッセージってありますか?

とは言えないから、メッセージは特につけない。


花屋さんもケーキ屋さんも、
僕が帰宅してからの、夫婦二人での
お祝い風景を想像してるんだろうか。

いい夫婦だなぁと思うんだろうか。

一人でお祝いしてるなんて思わないだろうなぁ。


妻が亡くなってから、6回目の結婚記念日。

どれだけお祝いしても無駄かもしれないけど、
妻との繋がりが少しでも欲しくて、
ずっと続けてる。

「私をあなたの一生の奥さんでいさせてね」

そんな遺書の一文が頭をよぎる。

20140328-2.jpg


いつまでそんな事してるんだよと言われそうだけど、
まだまだやめられそうにない。

自分の心に従うだけ。

昨日、今日と春の暖かさが心地いい。
結婚式当日も天気良かったなぁ。

妻は眩し過ぎるほどに輝いていた・・・

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重いなぁ

結婚式のスピーチの内容を考えてた。

①自分と友人との関係
②知り合ったきっかけ
③今までの友人とのエピソード
④友人と新婦の普段の様子
⑤二人への祝福の言葉

こんな感じで流せばいいかな。

問題なのは⑤。


後悔しないように
今を大切に
日常こそが幸せ
かけがえの無い存在
代わりはいない

こんな言葉ばかりが浮かぶ。

自分としては、
素直な気持ちで、お互いを
いつまでも大事にして欲しいと
思ってるだけ。

でも、結婚披露宴では
縁起でもない不吉な言葉と
取られかねないだろう。

重すぎるね。

自分の思いは押し殺して、
当たり障りの無い、普通の
言葉で祝福するしかないか。

その「普通」が既に出来ないから、
普通の状態じゃないから、
悩んでしまう。

この悩みなんて誰にも分かってもらえない。
話したところで奇妙なものでも見る目を
されるのがオチ。

伴侶がいる人は、本当に
今を大切に後悔の無いように
一瞬一瞬を過ごして欲しいと
切に願うばかり。

と言っても、
亡くしてみないとその大きさ、
ありがたさは分からないけどね・・・

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こんな自分でいいの?

先日、友人の結婚式の招待状が届いた。

招待自体は、以前から打診されていたから、
ああ、来たか、という感じ。

冠婚葬祭は正直つらいから気が進まないけど、
友人からどうしてもと言われてたから、
出席するだけならと返信用ハガキに
記入しようとしたら、

何かカードが入ってる。

披露宴では、是非「おことば」を
いただきたいので、よろしくお願いします。


え?
「おことば」ってこれスピーチの事だよな?

結婚式ってただでさえ悲しくなるのに、
これはダメでしょう。

隅っこで大人しく目立たないようにしてようと
思ってたのに、思い切り注目浴びるじゃないか。

友人に、
「聞いてないよ、ムチャ振りもいいとこだ」
「死別したオレがスピーチしたら、縁起悪いぞ」

と言ったら、
離婚したわけじゃないから、全然気にしてないとの事。

彼は妻の死因は知らない。
知ってたら絶対頼まないだろうなぁ。

結婚式は自分の結婚式を思い出すから、
みんなが笑顔の中、一人悲しい顔してしまうから、
目立たないようにしてるのに。

これじゃムリヤリ笑顔作らないといけない。

参ったな。

めでたい式なのに、メッチャ憂鬱になって来た。

何を喋ろうか・・・


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分かり切ってるのに

今日、宅急便で荷物が届いた。

中身はクルマの部品。

今週末に取付けしようと思って、
購入したもの。

中身を確認していると、
母親が、

「また買ったの?
 よく買うねぇ」

さらに、

「○○(弟の名前)は、
 嫁になかなか買わせてもらえないのに、
 あんたは誰も文句言わないから、
 好きなように買えるね」

それを聞いた瞬間、僕は激しく反論した。

「じゃあ、オレと弟とどっちがいいと思う?」

弟は妻と3人の子持ち。
毎日賑やかに暮らしている。

母親は、
「そりゃあ、○○(弟)の方がいいわね」


何だよ、そんな事最初から分かり切ってるじゃないか。
分かってて、目先の現象だけみて言わないで欲しい。

一人になってからは、外食もする気にならないし、
旅行も行かないし、買い物もほとんど行かない。
かと言って、ずっと何もせず引き籠っていても、
ろくな事考えない。

何かにムリヤリ集中しようと、
クルマ弄りに没頭してるだけ。

だから、部品を買うくらいで、
そんな事言われたくない。

いくら部品買っても、弄っても、
作業に没頭しても、

妻がいた時のような
充実感、満足感の足元にも及ばない。

何やっても本気で集中出来ないし、
満たされない思いは消えないんだよ。

自分にこの先があるのか分からないし、
あっても孤独しか残らないから、
好きな事に時間とお金を費やす事くらい
何も言わないで欲しいな。


結局、心の穴は何しても埋まらないけどね・・・

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そうだ そうに決まってる

先日、物置の整理をした。

物置と言ってもクルマのものばかり。
一通り整理を終えて、
部屋の中にいると、
物置の外に出しておかなきゃいけないものが
あった事を思い出した。

物置の鍵は、部屋の鍵置き場に
いつも掛けてある。

鍵を取り出そうとすると、
無い。どこにも無い。
周辺を探しても、ポケットの中や
部屋中を探しても無い。

物置に鍵を差しっぱなしかなと
物置を見に行っても差さって無い。

ヤバイなぁ。
物置開けられないと洗車も
弄りもメンテも出来ない。

途方に暮れて、
物置の扉を破壊するしかないかなと
思って、もう一度物置を
見に行くと、

物置の上に鍵があった。
物置の高さは自分の胸くらい。

そこは何回も確認したところ。

よかった~、ほっと胸をなでおろす。

それにしても、

さっきはなかったのに、
どこかに落ちてたのを誰かが置いた?
人の気配なんてしないし、
そもそも敷地内に入って来る事自体、考えにくい。


妻が困っている僕を見かねて
置いてくれたのかな。

うん、そう思う事にしよう。

やっぱりいつも傍で見てくれてるのかな。
誰が何と言おうとそうに決まってる。

久々に妻を感じられた気がして
温かい気持ちになった。


ありがとう。
未だに僕の事を気にかけてくれて。
これからもずっと見守ってて欲しい。

遺影に向かってそう話しかける・・・

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泣けるツボ

最初に、
不快な表現や誤解を招く言葉が
あるかもしれませんので、
これ以降はそれを了承の上、
読んで下さい。


骨折してから、約3週間。

痛みは無いものの、骨はまだくっついていない。
高校生の頃に右足人指し指を
骨折した時はもっと早く完治したような
気がするのになぁ。

テーンエイジャーとアラフォーを
比較したらダメだね。


昨日、TV見てたら、
泣けるツボなるものの特集をやってて、
「誰もが泣ける動画」と言うものが流れてた。

動画の内容は、アジアのとある女子高生?とその父親。
父親は手話でしか話せない。

女子高生は日頃から「ろうあ者の娘」と
学校でからかわれ、父親を毛嫌いしていた。

女子高生は日々悩み苦しみ、
ある日、自宅トイレでリストカットによる自死を試みた。
父親がトイレで倒れている娘を発見し、
病院へ連れていく。

娘は大量の血液が流れ出て瀕死の状態。
父親は自分の血をありったけ輸血してほしいと
医師に懇願する。

娘が目を覚ました時、父親は娘の代わりに亡くなっていた。


スタジオの出演者はほとんどの人が
泣いていた。号泣している人もいた。

僕はと言うと、少しも泣けていない。

そればかりか、自死した人の身代りに
なれたんだから、良かったんじゃない?
なんて考えすら浮かんでいた。

妻が亡くなってからと言うもの、
妻の事に関しては、どれだけ泣いたか
分からず、今も泣けと言えば泣けるけど、
一般的に感動する映画や書籍を
見ても一向に泣けない。

涙腺が鍛えられたのか、
そもそも泣けるツボが全く変わってしまったのか。

言い方は悪いけど、
涙なしでは見られない感動作品とかで
泣ける人は、自分が幸せで恵まれているから、
何か刺激が欲しくて泣けるんじゃないだろうか。


いつか普通の感動で泣ける日が
僕にも来るのだろうか・・・

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天秤

帰宅してポストを見ると、
無料配布の情報誌が入っていた。

一通り目を通していると、
星座占いのコーナーがあった。

僕は射手座。
それはどうでもいい。
運勢も何だっていい。
どうなろうが、死ぬとかは書いてないから、
怖くもないし、気にもならない。

妻は天秤座。

生前は妻は良く、
「男を天秤にかける天秤座だよ~」とか
言ってたっけ。

誰と誰を天秤にかけたのか、
僕も天秤にかけられたのか、
それは分からないけど、

僕と結婚したと言う事は
僕を選んでくれた事だから、
感謝と言う他ない。

この広い銀河で、
天文学的な確率の中で、
僕と出会い、共に日常を過ごし、
同じ道を歩んでくれた。

妻は僕と結婚した理由を、
「同情で結婚したよ」
とか言ってたけど、
僕には一緒にいられるのに
変わりないから、何でも嬉しかった。
本質的なところでは優しかった。


やっぱり、何年経っても、
悔しいし、悲しい。

会いたいよ。

想い出が頭をよぎる時、
結局は「会いたいのにどうしていない」
この感情に辿り着く。


今はあっちで何を天秤にかけているのかな・・・


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あっちの街

日曜日。

母親のクルマのバッテリー交換を済ませた。
母親に助かるわー、ありがとう、と
言われた。

こんな事でも人の役に立てるのなら、
生きてる意味もあるかな。

そのままクルマを借りて、
動物病院へ。

猫は以前、膀胱に結石が出来て、
手術⇒入院した。
それ以来、ご飯は療養食を
病院でもらうようになり、
2か月に1回、おしっこを病院に
持って行って検査してもらっている。

動物病院は以前に住んでた家の近くなので、
家を見ながら帰路につく。
家は以前とほとんど変わらない佇まい。

変わらない姿はそれはそれで切ない。
全く変わっていても悲しい。

その近くに以前から行きたいと思ってた
パン屋さんがある。

店内に入ると美味しそうなパンがたくさん。
適当に選んで購入。
店員さんの対応も気持ち良くて、
なかなかいい店だと思う。

もっと早く来ればよかった。
そう、妻と一緒に。

妻と一緒に感想を言い合いながら、
食べたかった。

あの世でもこの世のように街並みがあって、
妻も買い物したり、お茶したりしてるかな。

僕がパン食べてる時に、あっちでも
同じように笑顔でパン食べてると思いたい・・・

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身支度

土曜日の午後にTVを見ていると、
また「赤い霊柩車」に遭遇した。

今回も片平なぎささんと、
神田正輝さんのやりとりに、
微笑ましさと羨ましさと切なさを感じならがら、
見ていた。

このテの番組は、
まず人が死ななきゃ始まらないのだけれど、
今日は、殺人では無く、自死だった。

主人公達が、
亡くなった人が自死するまでの
行動を回想するシーンがあり、
薬を準備したり、死に装束を選んだり
そんな場面を見ていると、

妻が紐を買いに行ったり、
紐を吊る場所を選んだり、
遺書を書いたりする様子が
頭の中に浮かんで来て、

一気に気持ちが落ちて来た。


妻の財布の中には、
紐(大型犬用のリード)を買いに
ホームセンターに行った時の
レシートが入っている。

妻はどんな想いでレジに並んでいたのだろう。

周りの人もレジの店員さんも、
まさか自死用に購入してるなんて
思わなかっただろう。

今さら何をどう思っても、
どうしようもないけど、
出来ないと分かってるけど、
時間を戻したい。

自死が出て来るドラマ等は、
いつまで経っても平静に見る事は出来ないなぁ。


TVはやっぱりキケンだ・・・

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認めていないのに

職場で、普段はほとんど話した事が
無い人(50代男性)と
たまたますれ違った。

僕の左足を見て、
男性「それ、どうしたの?」
僕は、事の経緯を説明する。

男性「クルマがMT車しかなきゃ、
   乗れないよね。
   じゃあ、奥さんもMT車乗れるんだ?」

男性は、妻が亡くなった事すら知らない。

一瞬、僕は言葉に詰まり、
「ええ、妻もMT車に一応乗れますけど、
 あまり進んで乗りたがらないですね」


もう最近は妻の事を聞かれる事は
ほとんど無く、そのおかげで心が
安定する日が多くなったいた。

なので、ここでまた事実を説明して、
いろいろ聞かれるのもイヤだったので、
嘘をついてしまった。


もちろん、妻はもういない。
しかも妻はAT限定免許。

ここのところ、わりと安定する日が
多くなっているのは、
妻が亡くなった事実を、
自分でも知らないうちに認めているのかなと、
思っていた。

しかし、事実を話したくないと言う事は、
本心では妻の死を、未だにちっとも認めていないと言う事か。

嘘をついた事と、素直に話せない自分に対しての
言いようのないモヤモヤが体中に広がって、
苦しくなる。


この世にもう妻はいない。
社会的にも存在しない。
それは紛れも無い事実。
消す事も戻す事も出来ない。

確かにそう、そうなんだ。
そうなんだけどね、


面と向かってそれを認められない
自分がいるのを今回のような事で
思い知る。


それは、自分が認めたら、
妻はもっと遠くに行って
しまうんじゃないか。

いつまで経ってもこの想いは消えないな・・・

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休日って

骨折してから初めての週末。

いつも休日はお墓参りから始まる。
お墓は実家から近く、徒歩で行けるから、
今の状態でも問題なく済ませる。

さて、その後は・・

やる事が無い。

普段は洗車したり、クルマ弄ったり、
物置を整理したり、ドライブしたり、
喫茶店行ったり、カーショップ行ったりしてるけど、
基本、クルマ中心。

しかし、今は運転が出来ないから、
何も出来ない。
クルマがあるのに、する事が無いってのは
かなりもどかしい。

とりあえずバッテリー上がるといけないから、
エンジンはかけた。
MT車はクラッチ踏まないとエンジンかからないので、
右足でクラッチ踏んで始動。

妻といれば、妻が運転して
出掛ける事になってただろう。

この役立たず、とか言われながら、
助手席で小さくなっていただろう。(笑)

歩くのが遅くて、妻をイライラさせただろう。

買い物しても荷物をあまり持てなくて、
妻がブツブツ言いながら、荷物を
クルマに積み込んだだろう。

どれだけ文句言われても、
小さくなっていても、
ムリヤリ付き合わされても、
妻と一緒に過ごせれば、
それだけで楽しい休日になる。

やる事があるってのはいいね。


早く出かけるよ、って
言いに来てくれないかな・・・

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プロフィール

るい37

Author:るい37
妻を自死で亡くした40代です。

親兄弟にも言えない心のもやもやを吐き出せば少しはラクになるかなと思い、ブログでも書いてみる事にしました。

いつまでもつか分かりませんがね・・・

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