スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

最期の場所

妻は自死の場所を試行錯誤の末、
自宅に決めた。

大好きな家で最期を迎える事が
出来た事はせめてもの救いだった
のかもしれない。

僕は第一発見者には
ならなかったが、
家に戻るとそこには
物言わぬ妻が横たわってた。

今朝、言葉を交わしたのに、
もう喋る事も泣く事も
笑う事もない。

僕を虜にした(表現が古いなぁ)
とびきりの笑顔は
二度と見れない。

この人の笑顔を見る為
だったら、僕は
何でも出来ると誓った
あの笑顔にはもう会えない。

家の中のその場所には、
妻が最期の時を迎えた
衣服が畳んである。
一部毛髪もある。

未だにその場所の掃除は出来ない。

僕は毎日その場所で、
妻の衣服に手を当てながら、
しばし、ぼーっとする。
妻の名前を呼びながら、
その場所で力をもらって
いるような気がする。

これをしないと一日
生きる事が出来ないような
気がして今日も
妻の名前を呼ぶ・・・


にほんブログ村


にほんブログ村
スポンサーサイト

必要な人間・・・か?

妻が亡くなってからというもの、
後を追いたいという感情と
ずっと付き合って来た。

親兄弟に自分と同じ悲しみを
味わせてはいけないと
ただそれだけで生きてきた。

ふと、考える。
果たして自分は
誰かに必要とされているのか

確かに仕事ではある程度
必要とされているかもしれない。
しかし、自分がいなくなった直後は
確かに大変かもしれないが、
代わりはいくらでもいる。

両親は二人で健康に暮らしている。

兄弟は妻、子供達と毎日
忙しく楽しく暮らしている。

実際、自分がいなくても、
誰も困らないんじゃないか?

自分が必要とする人が亡くなって、
それは同時に自分を
必要とする人もいなくなった事を
意味するんじゃないか?

だが、一応、健康な体を
持ちながら、死を選択するのは、
怪我や病気と闘っている人達に
申し訳ない。

何より妻に合わせる顔が無い。

妻を亡くして、人ひとりが
いなくなるって事は
いろいろな意味で大変な事なんだと
実感している。

生きているってスゴイ事なんだって
しみじみ感じている。

現状はまだまだお呼びが
かからないようなので、
とりあえず今日を、
今を生きて行こうか・・・



にほんブログ村


にほんブログ村


心の奥底に巣食うもの

友達と会って好きな事したり、
駄弁っているのは確かに楽しい。
妻を亡くしてから、
その時間が救いとなって来た
事は事実。

しかし、どうにも心底楽しいと
思えない。
同じ事してても、妻が
生きていた時とは
明らかに心情が異なる。

仲間達は趣味が同じ
だったりで繋がりが
あるけど、
プライベートは十人十色。

既婚者、独身者、
カップルと様々。

話の中で、家庭
(特に既婚者)の
話題になると、
妻との想い出が一気に溢れて
来る。

向こうはそんなつもりは
ないと思うけど、
「昨日、嫁さんがさー」
の類の話題は正直キツい。

友達の中には、
バツイチもいて、
多少は同じ思いを
共有出来たりするけど、
死別とバツイチは
明らかに違う。

何らかの理由で、
別れた方がいいと
結論が出た離婚は
お互いの人生を
それぞれ生きていけば
いいと思う。

別れなきゃいけない
理由なんてこれっぽっちも
ないのに、納得なんて
当然してないのに
別れる事になった死別は、
人生そのものがそこで
終わっている。


友達と過ごしながら、
「結局、この気持ちなんて
 誰にも分からないよな」
と心の奥底に巣食うものが、

何をやっても楽しめない、
楽しんでるようで、
楽しんでない、の連鎖を
作りだす。

自分は普通に
過ごす事はもう
出来ないんだなと
思い知らされる。

生きる意味を見つける
どころか、
早く妻が迎えに来て
くれないかなと
そんな想いばかりが
強くなる。

普通に過ごしたいよ。

でもダメなんだよ・・・




にほんブログ村


にほんブログ村

プロフィール

るい37

Author:るい37
妻を自死で亡くした40代です。

親兄弟にも言えない心のもやもやを吐き出せば少しはラクになるかなと思い、ブログでも書いてみる事にしました。

いつまでもつか分かりませんがね・・・

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
07 | 2012/08 | 09
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。