相互必要性

人並みにお盆休み消化中の今日この頃。

かと言って特にやる事も無く、どこかに出かけるでも無く、ホントに惰性で日々を過ごしている。
どちらにしろ、この時期は出かけても人もクルマも多いから、出かけない方が正解。
世間一般ではそうもいかなくて、家族や恋人と出かけなければいけない人も多いのだろう。
ホントにお疲れ様です。

お疲れ様だけど、それは否が応でも充実した日々になっているのだろう。
ヘンな事を考えたりする時間も無く、目の前の人達と想い出を作る事に集中していればいい。

毎回、こういう休みには何となくもやもやした思いに悩まされて来たけど、
ある程度は慣れて来たと思ってた。
しかし、なぜだか今年はそのもやもやが異様に巨大化してる気がする。

何だろう、何をするにもやる気が出ないに加え、いても立ってもいられない焦燥感のようなものも感じる。
焦燥感、不安感、抑うつ感のコンボにまた押し潰されそうになっている。

今の自分は、いてもいなくても同じだと言う思いがまた強くなっている。
僕が死んだら、確かに親兄弟は悲しむのかもしれない。
でもいなくても特段何かに困るとかは無いんじゃないか。

僕が必要とする人もいなくて、僕を必要とする人もいない。
この状態って、やはり人として存在意義を感じられないものすごいストレスなのだろう。
このストレスが自分を追い込み、心身ともに様々な障害を引き起こしていくのかもしれない。
罪悪感や後悔と言ったものは、最近ではなりを潜めているから、
誰からも必要とされない、自分が必要とする人もいない、相互必要性の全く無い生活が、
ますます自分を追いこんでいき、消えたくなる衝動が強くなっていく。
ここ1週間くらいがホントにマジメに苦しくてちょっとヤバイかもしれない。

こういうのって、再婚でもすれば解決するのかな?
そんな簡単なものでも無いか・・・


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悲しいけど、めでたい

先日、高速道路でわき見運転のトラックが、渋滞最後尾の軽自動車に追突。
クルマ数台を巻き込む事故があった。

その事故で軽自動車に乗っていた、90歳と88歳の老夫婦が亡くなった。
これを聞いて可哀想と言う感情が湧いて来ない。
それより、そんなにも長く連れ添って、しかも最期は一緒に逝けたなんて、
羨ましい限りとしか思えない。

あると思ってた2人の未来を突然抹消され、未だに希死念慮が消えない僕にとっては
今回の報道は不運な事故では無く、むしろ幸運なのではないかと思ってしまう。

一般にはとんでも無く不謹慎だと罵られそうだけど、
実際、そういう感情しか無い。

こういうニュースを誰かと見てる時は、迂闊にコメントなど出来ない。
つい、前述の思いを口にしてしまいそうになるのが怖い。
もし、口にしたとしたら何て冷たい、恐ろしい人なんだろうと思われるんだろう。

好きでこんな感情を持った訳じゃない。
妻を失ったあの日から、冷たい、恐ろしい日々を送って来た結果なのかもしれない。
この感情は一生消えないんだろう。

悲しいけど、めでたい。
捻じ曲がって閉ざされた心にはそんな思いしか感じなかった今回の事故。

妻の自死に対して、これで良かったのかもしれないとムリヤリ自分に
言い聞かせて来た弊害かな・・・


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埋まらない溝

夕方のニュースで、栃木県で起きた雪崩事故を報道していた。
あれから一ケ月経ったと言う事で、遺族や関係者が慰霊を行う様子を取材。

アナウンサーが、
「事故から一ケ月経とうとしていますが、未だ遺族の悲しみは消えません」

一ケ月で悲しみが消えたら苦労は無い。
悲しみ自体は一生消える事も癒える事も無い。
一ケ月だったら、むしろこれから悲しみが大きくなっていくのだと思う。

こういった突発的に近しい人を亡くした気持ちはやはり当事者でないと分かるはずも無い。
当事者とそうでない人の溝は埋まる事が無いので、当事者の気持ちに寄り添う事も難しい。

「分かってないなぁ、そうじゃないんだよ」
以前は、前述のアナウンサーの言葉にいちいち反応してたけど、
毎回それではこちらの身がもたない。

いつからか、こればっかりは仕方が無い事で、理解出来ない方を責める事は出来ないのだと
思うようになった。

自分の心情を理解してもらおうとする事に疲れ果て、
理解されなくて当たり前だと思えば、気持ちが楽になって行った気がする。

分かる人には分かる、それでいいんだ。

そう思う事がこの世で生きる術のひとつなのかもしれないな・・・


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複雑ながらも

今日、少し早めに仕事を切り上げ、洗車。
洗車後、物置で探しものをしていると、妻のブーツ様達とご対面。

先日の、「僕の時間があまりにも進まないので妻が成仏出来ないでいる」が頭をよぎり、
時間を進める手段として、ブーツ様達を物置の外に出してみる。

誰も履かないので、埃をかぶり、劣化も進んでいるように思える。
現実的には保管していてもいい事は何も無い。
かと言って、すぐには処分出来ず、しばしブーツ様達と見つめ合う。

見つめ合っていると、これらを履いて歩いている妻の姿が目に浮かぶ。
その姿は、言葉では言い表せないほど本当に愛おしい。愛おしくてたまらない。

と同時に、亡くなった直後の妻の姿も目に浮かぶ。
その姿も同じく愛おしい。もう目を覚ます事は無いのだと思うと、尚更愛おしさがこみ上げて来る。

二つの愛おしい妻の姿は、何れももうこの先見る事も、触れる事も出来ない。
ブーツ様達も主を失い、ただ朽ち果てて行くだけ。
その朽ち果てる様子を見るのもつらいし、そもそも保管している意味も既に無いのかもしれない。

それからまだしばらくブーツ様達を見つめ合い、妻への想いを噛みしめ、
さんざん悩んだ挙句、ようやく処分に踏み切った。

妻が苦しんでいるから、と思っても、やはり複雑な気分には違い無い。
これからも気が向けば、少しずつ時間を進めていけたらと思う。

これで少しは妻も解放される事を願う・・・

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巡り合わせと言えばいいのか

今日は18回目の結婚記念日。

仕事は休みを取って静かに過ごそうかと思っていたら、
朝から母親が一人の女性を連れて来た。
その人は霊能者と言うわけでは無いけど、どうしたら人が良い方向に進んで行けるのかを
助言する人らしい。

何でも、母親がここ最近、喉に違和感があり、声が出にくい事があるとの事。
その人に相談したところ、まずは病院で検査するように言われ、検査結果は異常無し。

そこで今日は、何か家に悪いものが憑いていないか、祈祷に来たらしい。
全ての部屋を回り、火打石のようなものを打って行く。
祈祷が終わり、その女性と母親、僕と3人で話をする。

家には特に悪いものは憑いていなかったけど、
原因はどうやら妻の霊らしい。

内容は、
そろそろ成仏して生まれ変わる準備をしなきゃいけないけど、
僕が、毎週お墓に行ったり、記念日を毎年祝ったり、遺品を処分出来なかったり、
部屋のカレンダーが2008年10月のままだったり、とにかく独りで苦しんでいる様子を
見ていると、とても成仏出来ない。

それで何とかして欲しいと、妻は母親にすがっているらしい。
母親が喉に違和感を覚えたのは、妻が首吊りで亡くなったから。

あなたの想いは十分過ぎるほど受け取って、とても幸せな結婚生活だったから、
もう自分の人生、幸せだけを考えて欲しい。そういう時だよ。

これが妻の気持ち。

だが、そう言われても僕の気持ちの整理がつくはずもない。
それでも妻が成仏出来ずに苦しんでいるのなら、納得はとても出来ないけど、
その想いに応えてあげなければならないのかなとも思う。

今日、母親は僕が休みと言う事は知らずに、僕も祈祷の事など知らなかった。
ただ、祈祷に来た女性は、僕に会って話がしたかったらしい。
この偶然は何かの巡り合わせなのかな。

巡り合わせと言えば、今日、いつものように花とケーキを買って来ようとしたら、
いつもの妻お気に入りのケーキ屋さんが臨時休業でケーキ買えなかった。
これも妻からの、もういいよ、のメッセージなのだろうか。

妻も直接出て来て言ってくれればいいのに、
でもそうしたら、僕が引き留めてしまうに違いないので、母親を通して気持ちを送ったのかな。

妻の想いに触れて、やはり泣けて来たけど、どこかで何となく僅かでもほっとしている自分もいる気がする。
これから自分でもどうなるか分からないけど、妻への想いは自分の中に納めて、
止まった時間を進めて、妻を安心させてあげるように心がけてみるつもり。
新しい伴侶とかそこまでは急過ぎるけど、思いを分かち合いながら日常をともに過ごしていける人に重きを置いていければと思う。

さてどうなりますか・・・

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プロフィール

るい37

Author:るい37
妻を自死で亡くした40代です。

親兄弟にも言えない心のもやもやを吐き出せば少しはラクになるかなと思い、ブログでも書いてみる事にしました。

いつまでもつか分かりませんがね・・・

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